若者対象の狂言イベント『ふらっと狂言会♭5』
日本の伝統芸能である狂言を、多くの若者や初心者に楽しんでもらうために企画された『ふらっと狂言会♭5』が、4月20日(日)に東京の国立能楽堂で開かれます。運営は、伝統芸能に疎い方々を対象にしたこの楽しいイベントを通じて、普段触れることのない狂言の魅力を知ってもらうことを目的としているまできた。
狂言とは?
狂言は室町時代に起源を持ち、今もなお日本で愛され続ける演劇形式です。古典芸能というと堅苦しいイメージがありますが、実際には笑いを主体としており、今風のコントに通じるものがあります。観客との距離が近いこの舞台で、観客の笑いやリアクションが演者の活力源でもある。
イベント概要
『ふらっと狂言会♭5』では、ナビゲーターとして若手狂言師の三兄弟、野村万之丞、拳之介、眞之介が中心となります。具体的には、以下のようなプログラムが用意されています。
1.
入場料: 29歳以下の料金は2000円と、通常の狂言会よりもお手軽な値段設定。
2.
演目解説コーナー: 公演の始まりには万之丞らによる演目解説があり、初心者にも分かりやすく狂言の内容を楽しませてくれます。
3.
三兄弟トーク: 終演後には、観客からの質問にリアルタイムで応答するトークショーが行われ、普段の狂言から少し趣向を変えてアットホームな雰囲気を楽しむことができる。
スペシャル企画
今回の狂言会では、新たに漫画家・東村アキコ氏によるイラストを使用した記念撮影用パネルも設置され、フォトスポットとして好評を得ています。また、ロビーには実際の狂言で使用される衣装や道具を展示し、観客が体験フォトスポットも併設。これにより、観客は狂言の世界に更に近づくことが可能です。
狂言の楽しさを再発見
狂言会の魅力は、ただ演目を見るだけではありません。演者とのインタラクションや、舞台裏の体験も楽しめます。万之丞は「若い人たちが気軽に楽しめるイベントにしたい」と、若者へのアプローチを大切にしています。
イベントのチケットは、2月5日から各プレイガイドで販売中です。これまで狂言に触れたことがない人も、この機会にぜひ訪れてみてください。新しい発見とともに、伝統芸能の魅力を堪能できることでしょう。
特別コラボ企画
さらに、野村万蔵家の三兄弟は、歌舞伎界とのコラボイベントも企画中。在場者に向けた特別トークイベントが実施される予定で、参加者にはお互いの持ち味を直接感じることができる貴重な機会です。
まとめ
全ての世代に喜んでもらえる『ふらっと狂言会♭5』へぜひ足を運んでみてください。月日が過ぎる前に、チケットを手に入れ、国立能楽堂で特別な一日を共に楽しみましょう。