インフォマート、プラチナくるみん認定を取得
株式会社インフォマートが、厚生労働大臣から「プラチナくるみん認定」を受けたことが発表されました。この認定は、次世代育成支援対策推進法に基づいており、子育てと仕事の両立に力を入れる企業に与えられます。インフォマートは、この認定を通じて、従業員の働きやすい環境作りにさらに力を入れていく方針です。
くるみん認定とは?
「くるみん認定」は、子育てサポートに積極的な企業が一定の基準を満たすことで得られる名誉です。さらに、より高度な取り組みを行う企業には「プラチナくるみん認定」として、更に推奨されることになります。
インフォマートは、2023年度に「くるみん認定」を取得した後も、労働環境の整備や社内広報などを継続的に進め、今回の特例認定を果たしました。
労働環境の整備と多様な働き方の支援
インフォマートでは、育児や介護を必要とする社員のためにフレックスタイム制度を導入し、社内ポータルサイトを活用して育児休業に関連する情報を共有しています。これにより、男性の育児休業取得者が年々増加しており、2024年度には男性社員の育児休業取得率が72.2%、女性社員の育児休業取得率が100%に達しています。これは、いずれも認定基準を著しく上回る数値です。
インフォマートの取り組み
インフォマートでは、以下のような具体的な措置を実施しています:
- - 育児休業に関するサポート:法改正に関する説明や職場復帰前後のフォローを行い、Web社内報を通じて育児休業中のサポートを強化しています。
- - 多様な働き方のサポート:育児や介護の必要な社員にはフレックスタイム制や時短勤務を選択可能にし、在宅勤務環境を整備しています。
従業員の声
人事総務部門の執行役員である景山和行氏は、「プラチナくるみん認定を取得できた成果に大変嬉しく思っています。今後はさらに支援策を強化し、従業員が真に必要とするサポートを実現していきたいです」とのコメントを寄せています。
くるみんマークとプラチナくるみんマーク
くるみん認定を受けた企業は「くるみんマーク」を掲示することができ、さらに高度な取り組みを行った結果、プラチナくるみん認定を得ることで「プラチナくるみんマーク」を受けることができます。このマークは、企業がどの程度子育て支援に力を入れているかの指標とも言えます。
インフォマートの概要
インフォマートは1998年に設立され、企業間取引の効率化を図るクラウドサービスを提供しています。現在、120万社以上が「BtoBプラットフォーム」サービスを利用しており、その総流通金額は年間62兆円を超えています。
このような取り組みを通じて、インフォマートは今後も全従業員が安心して働ける職場環境を整えていく所存です。