パーソルキャリア、2年連続で「ベストワークプレイス」認定
転職サービス「doda」を展開するパーソルキャリア株式会社が、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)分野での取り組みが評価され、日本最大のアワード「D&I AWARD 2025」において2年連続で最高評価の「ベストワークプレイス」に認定されました。この快挙は、同社が日々の業務の中で多様性を尊重し、積極的にインクルーシブな環境づくりを行ってきた成果と言えるでしょう。
D&I AWARD 2025とは
「D&I AWARD 2025」は、株式会社JobRainbowが策定したアワードで、D&Iの推進に貢献する企業を表彰するものです。企業の評価は、「ジェンダーギャップ」「LGBTQ+」「障害」「多文化共生」「育児・介護」という5つの基準を元に行われ、100項目以上の評価指標に基づいて採点されます。検討の結果、企業の D&Iへの取り組みは1~100点で評価され、「ベストワークプレイス」として認定されるには81点以上が求められます。
パーソルキャリアのD&I推進の取り組み
パーソルキャリアでは、特にD&Iの推進を強化するための様々な施策が実施されています。代表的な取り組みとしては、以下のようなものがあります。
1.
同性パートナーシップ制度の導入
同性パートナーシップにおいても、一定の手続きを経ることで、パートナーを「配偶者」と見なし、福利厚生を適用します。これにより、社員は法的に保障された環境で働くことができるようになります。
2.
通称名の使用
社内において本名とは異なる通称名を使用できる制度を設けており、社員が自分らしく働くことを支援しています。
3.
自由なドレスコードの導入
服装についても、信頼感や機能性を考慮しつつ、社員が自分らしいスタイルでの勤務を可能にしています。
4.
アンコンシャスバイアス研修
社員が無意識の偏見を理解し、多様な価値観を受け入れるための研修を実施し、健全なコミュニケーションを促進しています。
5.
育休ウェルカムバック制度
育休を取得した社員が職場に復帰するためのサポート制度を設けており、育休中の就労機会提供などでキャリアの群れをつなぎます。
これらの取り組みは、パーソルキャリアの「キャリアオーナーシップ」や「DEI(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)」の理念に基づいて、すべての社員が自分らしく羽ばたくための環境づくりの一環として位置づけられています。
今後の展望
パーソルキャリアは今後も、「DEI」への理解を深め、社員が自己の人生とキャリアについて選択できる自由を尊重した職場環境の整備を進めていく方針です。また、個人の成長が企業全体の成長につながることを信じ、多様性を大切にしながら、全ての「はたらく」が笑顔につながる社会の実現を目指しています。これにより、持続可能なビジネスモデルを早期に確立し、広く社会に貢献していくことが期待されます。
会社情報
- - 会社名: パーソルキャリア株式会社
- - 公式サイト: パーソルキャリア
- - 本社所在地: 東京都港区
このように、パーソルキャリアの取り組みは企業活動の枠を越えて、社会全体へのメッセージを発信していると言えます。今後の展開に注目が集まります。