3Dアセットの新たな可能性を広げる「3Dasset.io」
3Dアセットマーケットプレイス「3Dasset.io」は、3D Gaussian Splatting(3DGS)に関連する主要なデータ形式の対応を完了し、機能を大幅に更新しました。このバージョンアップにより、標準PLYや圧縮PLY、SPLATなど、合計15種類以上の3Dデータファイル形式に対応しました。
バージョンアップの内容
「3Dasset.io」は今回のアップデートで、3DGSのデータ形式を完全に網羅しました。具体的には、GLBやUSDZ、FBX、OBJといった従来のモデル形式も含まれ、さらにAtlasデータやPlayCanvas ID、zip形式にも対応しています。
様々な用途ごとに最適なデータ形式が用意され、これまで3DGSを使いたくても実装面での課題によって手が出せなかったクリエイターたちにとって、まさに朗報と言えるでしょう。
3D Gaussian Splattingの実用性
「3D Gaussian Splatting」とは、空間内に数百万のガウス分布を配置し、リアルタイムで写真のような3D空間を描写する技術です。これはゲーム開発や建築、文化財のデジタルアーカイブ、不動産バーチャル内覧、さらにはECサイトの商品表示など、さまざまな分野で急速に普及しています。
3DGSのデータが2025年以降に実用段階に達することが期待される中、これに対応した新しい形式が続々と登場しています。具体的には、Web用の軽量形式「SPLAT」、Three.js用に最適化された「KSPLAT」、さらには次世代規格である「SPZ」や、「SOG」といった圧縮形式が開発されてきました。
これにより、クリエイターはシチュエーションに応じて最適な3DGSフォーマットを選択することができるようになりました。例えば、アーカイブにはPLY形式、Web配信には圧縮PLYやSOGを利用するなど、多様なニーズに応えることが可能となりました。
対応する3Dデータ形式の詳細
この新しいアップデートでは、特に注目すべき詳細がいくつかあります。以下は、主要な形式の概要です:
- - PLY(.ply):3DGSの標準出力形式です。情報が豊富で最高品質なデータを持っています。
- - 圧縮PLY(.compressed.ply):元のPLY形式を約四分の一に圧縮したもので、互換性も高いです。
- - SPLAT(.splat):最も軽量な形式で、びっくりするほど小さなサイズで表示が可能ですが、色の変化は保持されません。
- - KSPLAT(.ksplat):Three.jsとの連携に最適化された形式で、高速読み込みが特徴です。
- - SPZ(.spz):PLYに比べてサイズを大幅に削減し、視覚品質も高い次世代規格です。
- - SOG(.sog):PlayCanvasが開発した最新の形式で、最大95%のサイズ削減が実現されています。
HDR 360度背景表示による新たな体験
また、今回のアップデートではすべての対応形式でHDRによる360度背景設定機能が追加されました。これにより、単色背景では伝えきれない3Dデータの質感や光の反射がよりリアルに確認できるようになります。クライアントへのプレゼンテーションや、購入前のシミュレーションでもプロフェッショナルな環境で利用できることが魅力的です。
3Dasset.ioの強み
「3Dasset.io」は、実物が存在するデータに特化したマーケットプレイスであり、フォトグラメトリなどを用いた高品質データの信頼性を強化しています。また、ブロックチェーン技術によるデータアーカイブにより、改ざんの防止と半永続的な記録が実現されています。
新たなデータ形式や技術が続々と登場する中、「3Dasset.io」はクリエイター、企業、研究機関の3Dデータ活用をサポートし続けることでしょう。これからの3Dコンテンツ制作の未来に大きく貢献することが期待されます。