京都の老舗喫茶店が現代アートに生まれ変わる
京都市中京区に店舗を持つ老舗の喫茶店、
前田珈琲明倫店が、20周年を記念してキッチンを現代アート作品にリニューアルすることを発表しました。このプロジェクトは、美術家の
金氏徹平氏と建築家の
家成俊勝氏とタッグを組んで進められています。店内の厨房が、彼らの手によって「
tower(KITCHEN)」という新たな形で生まれ変わるのです。
前田珈琲は、京都芸術センター内に位置しており、文化施設内での運営は今回が第1号。これを記念して、クラウドファンディングのプラットフォーム
READYFORを活用し、資金を募ることとなりました。
プロジェクトの詳細
クラウドファンディング情報
- - プロジェクト名: 京都・老舗珈琲屋の厨房が、現代アートに。tower(KITCHEN) 計画
- - 公開期間: 2020年2月17日(月)〜 4月24日(金)23時
- - 目標金額: 800万円(ALL-OR-NOTHING方式)
リターンには、専用のステンレスミニボトルやオリジナルエプロン、さらには家成俊勝氏デザインのハンドメイド椅子や金氏徹平氏のオリジナル作品も含まれています。支援コースは1000円から300万円まで全20コースあり、幅広い支援が可能です。
トークイベントの開催
プロジェクトに関連し、2月20日にはトークイベントが開催されます。このイベントでは、参加アーティストの金氏徹平氏、家成俊勝氏、そして前田剛代表が登壇し、新作「tower(KITCHEN)」についてのディスカッションを行います。メディア向けの取材会もあり、関心のある方は参加が可能です。
イベント概要
- - 日時: 2020年2月20日 19:00-20:30(メディア向け取材会は20:30〜21:00)
- - 場所: READYFOR株式会社イベントスペース(東京都千代田区)
前田珈琲の歴史と今後の展望
1971年に誕生した
前田珈琲は、京都の中心地を含む9つの店舗を展開しています。近年では、博物館や美術館にカフェを構え、「文化施設のカフェ」としても知られています。それだけでなく、海外にも店舗を持ち、国際的な展開も行っています。
今回のリニューアルプロジェクトは、単なる店舗の改装に留まらず、アートと日常が融合する新しい文化の発信の場となることを目指しています。クラウドファンディングでの支援を通じて、多くの人々がこのアートの一部となる機会を得られることでしょう。前田珈琲の新たな挑戦には、私たちも注目していきたいと思います。
未来に向けた一歩
このプロジェクトは、単に厨房をアートに変えることだけではなく、地域の文化と共鳴し、様々な人々のクリエイティブな交流の場としても期待されています。今後の進展を見守りつつ、支援や参加を検討してみてはいかがでしょうか。プロジェクトページやトークイベントの詳細については、公式URLより確認できます。