88名が参加した高知開催「建設FUTURE MEETUP」に見る業界の未来

高知での建設FUTURE MEETUPが実現

2025年2月7日、高知市で開催された「建設FUTURE MEETUP in 高知」には88名もの参加者が集まり、建設業の未来をテーマにした活発な議論が交わされました。主催者は、高知県建設業協会青年部連合会（会長：大場将史）と、建設DXを推進するクラフトバンク株式会社（東京都中央区、代表取締役：韓英志）です。この共同開催は、業界の新たな出発点となることが期待されています。

イベントの背景と目的

このイベントは、2022年9月にスタートした建設業向けリアル交流イベント「職人酒場®」の流れを汲みつつ、ただの懇親会に留まらない知識の共有の場です。従来から続くこのイニシアティブは、全国33都道府県の建設会社から多くの参加者を募り、90%以上の満足度を誇っています。その成功の要因は、ビジネスマッチングと「相談できる仲間」を築ける場を同時に提供している点にあります。

新たな形のイベント実現

大場会長は前任者からのバトンを受け、業界の課題解決に向けて教育的な要素も取り入れた企画を実現しました。具体的には、金融制度、デジタルトランスフォーメーション（DX）の活用事例、県外の先進事例という三つのテーマに基づいて勉強会を開催し、参加者に実践的な情報を提供しました。「業界の課題に対する学びの機会を提供し、各建設会社や金融エキスパートのビジネス機会を広げる場になったことを願っています」と話しています。

講演者紹介

- 株式会社四国銀行 ファイナンシャルアドバイザー部部長堀内隆利様

- テーマ：資産運用立国について

- 株式会社金剛 統括本部部長広瀬大介様

- テーマ：建設業のDX戦略～デジタル技術で生まれる新しい価値～

- 株式会社長浜機設 代表取締役福岡信一様

- テーマ：『人材育成のモデルチェンジ』小さな建設会社の採用未来戦略

過去最多の参加者数を記録

今回のイベントでは、高知県建設業協会青年部連合会から50社63名、クラフトバンクから22社25名が参加し、合計72社88名が集まりました。これは、東京都以外で行われたイベントとしては過去最高の参加者数となりました。

YouTubeからの参加者の声

建設系YouTuberの「石男くん」もこのイベントに顔を出し、多くの参加者との交流を図りました。彼は職人酒場の様子をYouTubeで発信し、その反響を楽しみにしています。視聴者は、建設業界の実態を学ぶ良い機会になるでしょう。

参加者の感想

多くの参加者がイベントを通じて人と人とのつながりの重要性を再認識しました。高知県内外から集まった参加者たちは、普段は交流する機会の少ない人々と顔を合わせ、新たなネットワークを形成しました。

- 高知県・建築一式工事のK氏は、「人とのつながりが再確認できました」と語っています。
- 香川県・機械器具設置工事のI氏は、「普段関わりのできない方と交流できて良かったです」と述べました。

このイベントでは、業界を越えた交流が生まれ、参加者は新たな気づきを得て、将来に向けての貴重な出会いがもたらされました。

高知県建設業協会青年部連合会について

当協会は、各支部青年部（室戸・安芸・南国・嶺北・高知・伊野・高吾北・高陵・高幡）の正副部長が集まって構成されています。

クラフトバンク株式会社について

内装工事を基盤とした建設DXのスタートアップ。全国の3.2万社以上の建設業者が利用する工事マッチングサービス「クラフトバンク」、職人酒場®の運営、そして経営管理システム「クラフトバンクオフィス」の開発を行っています。2021年に設立され、急速に成長を遂げています。

創業：2021年4月
所在地：東京都中央区日本橋久松町12-8 プライム日本橋久松町ビル8F
代表者：代表取締役韓英志
事業内容：建設業向け工事受発注プラットフォームとデジタル化支援事業
クラフトバンク公式サイト