ホンダがメタバースイベントに初出展
バイク好きにはたまらないニュースが飛び込んできました。2025年12月6日から21日に開催される世界最大級のメタバースイベント「バーチャルマーケット2025 Winter」に、ホンダモーターサイクルジャパン(HMJ)が初めて出展します。このイベントは、130万人以上が訪れるギネス世界記録TMを4つも取得した注目のイベントです。HMJは、バイクの楽しさをより多くの若者に伝えるため、メタバースを活用して新しいアプローチを試みます。
出展の背景
近年、若年層の趣味や嗜好が多様化している中、ホンダはバイクの魅力を広める新しい方法としてメタバースを選びました。特に、20代から30代の若者をメインターゲットとするこのイベントには、趣味やカスタマイズを楽しむ文化があり、バイク文化との親和性が高いと感じられています。これにより、バーチャルマーケットへの出展が決定したのです。免許を持たない方でも、メタバースで気軽にバイクの魅力を感じることができるというのが最大の特徴です。
ブースの内容
HMJが出展するブースでは、「スーパーカブ C125」と「CB1000 HORNET SP」に乗って、実際のツーリング気分を疑似体験できる『Honda VR Touring』が設置されます。このバーチャルツーリングでは、桜並木や紅葉、さらにはクリスマスイルミネーションといった美しい景観をバックに、リアルなバイク移動の楽しさを体感することができます。さらに、ライダー同士の挨拶文化「ヤエー」を体験できるコーナーもあり、最大で4名の同時プレイが可能ですので、友人と一緒に楽しむこともできます。また、ツーリング体験の後には、ライダーズカフェで撮影タイムも設けられ、素敵な思い出を作ることができるでしょう。
3Dモデルの展示
ブース内には、ホンダの代表的なバイク、スーパーカブ C125とCB1000 HORNET SPの精巧な3Dモデルが展示されます。質感にまでこだわった再現がされており、実車のようなリアリティを実感することができます。特に、ツヤやマットの感触、メッキ部分の反射など、細部にわたるこだわりは驚きをもたらします。
コミュニティとのコラボ
バーチャル市場内には、VRChatの「VRCバイク乗りの集会」とのコラボコーナーも設置。700名以上が参加するこのコミュニティは、ライダーやバイク好きな人々の交流の場となっています。HMJは、バイク市場の活性化を目指して、コミュニティと共に協力してイベントを成功させることを目指しています。
お楽しみキャンペーン
来場者にはアンケートに答えた方全員にHondaロゴ入りのマフラーの3Dモデルがプレゼントされるほか、ブースで撮影した写真に「#VketHonda」を付けてSNSに投稿すると、抽選でウイングマグカップがもらえるキャンペーンも用意されています。
公式情報と開催概要
- - イベント名: バーチャルマーケット2025 Winter
- - 開催期間: 2025年12月6日~21日
- - 参加費: 無料
- - 主催: 株式会社HIKKY
ホンダモーターサイクルジャパンの担当者は、「バーチャルマーケットで多くの人にバイクの楽しさを感じていただけることを願っています」と語っています。この新たな試みに期待が高まります。