台湾の伝統工芸が新たな形に
かつて台湾の古い建物に施されていた「フローラガラス」や「組子細工」といった伝統工芸が、現代の日用品として甦ります。「台湾レトロ新提案シリーズ」として、クリエイティブブランド「Hands」と台湾の職人たちが、昔の技術を大切にしつつ、新たな価値を創出しました。このプロジェクトは、9月28日から先行予約販売が開始され、11月15日までクラウドファンディングを通じて支援を受け付けています。
フローラガラスと組子細工の魅力
フローラガラスの美しさ
フローラガラスは、台湾の古い家屋の窓に使われていたデザインガラスで、特に「ベゴニア」の花をモチーフとしたものが有名です。透過性に優れるこのガラスは、光の屈折を利用して美しい花柄を際立たせ、レトロな雰囲気を醸し出しています。しかし、素材の特性から現在の建築では使用が難しく、希少価値が高まっています。
42年の歴史を持つ「明順ガラス店」では、フローラガラスの保存に努めています。そしてここから選び抜かれた一枚が、今回のシリーズで使用されています。
組子細工の技術
組子細工とは、釘を使わず、木材を組み合わせて様々な模様を作り出す技法です。この技術は台湾特有のものであり、伝統的な建具に用いられます。職人たちの精神が宿ったこの工法は、台湾の職人の腕によって今日まで受け継がれています。「永茂木器」では、職人が組子細工を現代のニーズに応じて革新しつつも、伝統を守り続けています。
商品ラインナップ
「台湾レトロ新提案シリーズ」の中には、次の3つのアイテムがラインナップされています。これらは全て、台湾の伝統的な美しさを日常生活に取り入れたものです。
1. 掛け時計
多様な文様を同時に楽しめる掛け時計は、インテリアとしても映えるデザイン。付属の粘着力の高いテープを使えば、壁面の装飾としても最適です。
2. 収納ケース
横置きにも縦置きにも対応できる収納ケースは、マグネットで簡単に開閉できます。その大きなサイズは、日用品の整理に重宝します。
3. ティッシュケース
大口径で取り出しやすさを重視したこのティッシュケースは、現代的な機能を備えています。
文様の背後にある物語
それぞれの文様は、台湾の文化や歴史を反映しており、贈り物としても最適です。「ベゴニア柄」には故郷への懐かしさが込められ、「十字模様」は大地の広がりを意味します。また、「組子青海波」は健康と平安を、そして「組子七宝文様」は繁栄と人間関係の円満を願う柄です。これらの文様から、自分のお気に入りを選ぶことができるのが魅力です。
クリエイティブブランド「Hands」
「Hands」は、歴史的な工芸技術や民族文化を重視し、それらの価値を再認識させることを目指しています。2018年には台湾ゴールデンピン・デザイン賞を受賞し、文化的な美学を日常生活に取り入れる努力を続けています。この「台湾レトロ新提案シリーズ」を通じて、失われつつある台湾の手工芸を再生し、新たな命を吹き込むことに挑んでいます。
このプロジェクトの販売は11月15日までで、最大33%オフで提供されるため、このチャンスをお見逃しなく!
詳細やお申込みは、公式ページをご覧ください:
プロジェクトページ