網屋とAGSが販売代理店契約を締結
株式会社網屋は、埼玉県のAGS株式会社との間でフルマネージドSASE「Verona」の販売代理店契約を締結しました。この契約は、企業における情報資産の管理が求められる中で、セキュリティを強化する新たなソリューションを提供するための重要な一歩となります。
近年の背景とニーズ
近年、テレワークの普及やクラウドサービスの浸透により、企業内の情報が社外のネットワーク上に置かれることが増加しています。この環境下では「ゼロトラストセキュリティ」の原則に基づく安全なアクセスが重要視されています。つまり、どの端末からでも、安全に情報にアクセスできるインフラの構築が不可欠です。
このようなニーズに応えるために、SASE(Secure Access Service Edge)が注目されています。SASEは、ネットワークとセキュリティを統合的に管理する新しいアーキテクチャであり、企業の安全な運用を支援します。
フルマネージドSASE Veronaとは
網屋が提供する「フルマネージドSASE Verona」は、エンジニアが運用・管理を代行する形のフルマネージド型サービスです。このサービスは、導入の容易さと運用コストの効率性が魅力で、様々な業種での活用が可能です。特に、日常業務の中で障害対応や設定変更を行う際に、専門のプロフェッショナルによるサポートが受けられる点は大きな利点といえるでしょう。
AGS株式会社について
AGSは、1971年の設立以来、セキュリティと信頼性の高いサービスを提供してきました。特に金融機関や公共団体向けの高いセキュリティ要件に対応したシステム構築に強みを持っています。近年では、より幅広いクラウド活用とITインフラの管理に注力し、業界のニーズに応じた価値あるサービスを展開しています。
網屋について
網屋は、「自動化で、誰もが安全を享受できる社会」を目指し、多岐にわたるセキュリティ製品やサービスを提供しています。特に、AI技術を活かしたセキュリティの自動化を進めており、すべての人が高水準のセキュリティを享受できるための社会を実現することを目指しています。
まとめ
今回の販売契約の締結により、網屋はAGSの販路を活用して「フルマネージドSASE Verona」の市場展開を強化します。企業が安全で効率的なITインフラを構築するためのニーズに応えることで、両社は今後も協力していくとしています。これは企業にとって、より安全で快適な業務環境を提供するための重要なステップとなります。