新たなリサイクル
2026-05-19 12:35:34

ライオンと東洋インキが実現するリサイクルの新たな形

ライオンと東洋インキが実現するリサイクルの新たな形



サステナブルな未来に向けて、ライオン株式会社とartienceグループの東洋インキ株式会社は、画期的な「水平リサイクル技術」の開発を共同で行ってきました。この取り組みは、リサイクルを促進するだけでなく、環境負荷の削減にも寄与する重要なステップです。

リサイクル技術の背景



現在、プラスチックはさまざまな製品に使用されていますが、使い捨ての文化が広がる中で、廃棄物の問題も深刻になっています。日本国内における廃プラスチックの総排出量は911万トン。そのうち、軟包装と呼ばれるフィルムパッケージが占める割合は約40%に達しています。しかし、リサイクル処理の割合はわずか20%に過ぎず、多くは燃焼によるエネルギー回収に回されています。これは、高品質な再生プラスチックを得ることが難しいためです。

剥離リサイクル技術の開発



artienceグループが開発した「剥離リサイクル技術」では、複層フィルムをアルカリ処理することで接着剤を溶解し、フィルムを剥離します。フィルム同士の比重差を利用して分離することで、純度の高いポリエチレンフィルムを回収することが可能になります。この技術をライオンと共同で改良し、2024年には新しいつめかえパックの製品化を目指しています。

つめかえパックでの実績



特に注目すべきは、2024年5月に限定発売されるライオンの「アクロン フローラルブーケの香りつめかえ用大」に使われる包装材です。これは、以前に製造されたつめかえパックで使用されなかった端材を有効活用したもので、高品質なリサイクル材として見事に再生されています。この取り組みは、循環型社会を実現するための新たなモデルとなるでしょう。

未来に向けた展望



artienceグループは、サステナビリティビジョンを掲げ、全製品・サービスが持続可能な社会の構築に貢献することを目指しています。これに向けて、他業界とも連携し、より多くの再生プラスチックを生産し、使用するための方策を検討しています。日用品だけでなく、食品業界への横展開も視野に入れ、業界全体の協力を募っています。

まとめ



このように、ライオンと東洋インキの協業は、持続可能な社会への大きな一歩となるでしょう。使用済みプラスチックの再資源化が進むことで、私たちの生活環境が改善されることを期待しています。これからも、彼らの取り組みに注目していきたいものです。


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会社情報

会社名
artience株式会社
住所
東京都中央区京橋2-2-1
電話番号
03-3272-5731

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