地元・京都で上映される映画『RETURNEES』
認定NPO法人テラ・ルネッサンスが21年間の活動を追ったドキュメンタリー映画、『RETURNEES(リターニーズ)元こども兵 それぞれの再起』が、2026年5月22日から地域の劇場、京都シネマで上映されることが決まりました。本作は、ウガンダやコンゴで傭兵として誘拐された元子ども兵の社会復帰支援をテーマにしており、支援活動をしている地元の皆さまに向けた特別な機会となります。
テラ・ルネッサンスの活動
2001年に京都で設立されたテラ・ルネッサンスは、武装勢力によって子ども兵となった青年たちのサポートに取り組んできました。彼らが社会に再び参加し、希望を持って生きる手助けをすることを主眼としています。この映画を通じて、遠い国の出来事が私たちの生活に密接に関連していることを理解してもらえればと思います。
映画制作の背景
映画は、日本電波ニュース社によって制作され、アフガニスタンでの活動を追ったドキュメンタリーとは異なり、より個別の物語に焦点をあてています。監督の菊地啓氏は、実際に現地へ足を運び、元子ども兵たちの帰還を支える活動を2年以上にわたって記録しました。彼らの再起の姿を描いた本作は、観る人々に強いメッセージを届けます。興味深いことに、映画は経済的利益とは無縁であり、強い公共性が求められる内容となっています。
今回の上映は、2026年2月14日に東京での公開を皮切りに、これから日本各地での上映が予定されています。テラ・ルネッサンスは教育と支援をベースに、腐敗した体制の中での成功を目指しています。
現在の状況と取り組み
映画の内容は、元子ども兵の帰還支援活動が、いままさに歴史的な転換点にあることを物語っています。2026年4月にはウガンダ、コンゴ、中央アフリカの政府間での閣僚級会議が実現しました。これは、強力な政府とNGOが協力し、安定した社会復帰のプロセスを構築する可能性を示唆しています。約500名の元子ども兵たちの帰還をサポートする体制が整いつつあり、今まさにその活動が求められています。
テラ・ルネッサンスはこのプロジェクトの実現に向けたクラウドファンディング「武器ではなく人生を。500人の帰還・紛争終結プロジェクト」を立ち上げ、5,000万円を募る予定です。資金は、彼らの帰還調整や医療、心理ケアなどに活用される予定です。
上映後のトークイベント
また、2026年5月23日を予定している上映後には、特別なトークイベントも開催される予定です。映画の監督、菊地氏とテラ・ルネッサンスの吉田真衣理事長が登壇し、実際の支援活動や映画制作にまつわる物語を語る機会となります。
上映の詳細
- - 映画タイトル: RETURNEES(リターニーズ)〜元子ども兵 それぞれの再起〜
- - 上映期間: 2026年5月22日(金)〜5月28日(木)予定
- - 会場: 京都シネマ、所在地: 京都市下京区水銀屋町620 COCON KARASUMA 3F
公式サイトへのリンクもご確認ください。
この映画を通じて、私たちが何をすべきか考えるきっかけとなれば幸いです。