AI技術を駆使した建設業向け業務システムが誕生
1. 新たな業務システム「使えるくらうどAI」とは
2026年11月1日、株式会社Arentの傘下にあるアサクラソフトが新しい業務システム「使えるくらうどAI」の提供を開始しました。このシステムは中小建設業向けに設計されており、AI機能を活用することで、建設業界の日常業務を劇的に効率化します。施行される具体的な機能には、見積書や請求書を自動で解析するAI-OCRや、業務システムの操作に関する問い合わせを効率的に処理するチャットボットが含まれています。
2. アサクラソフトの成長と開発背景
アサクラソフトは、Arentグループに参加してからのビジョンを基に、この新たなシステムを構築しました。多くの建設業者から寄せられる「AIを利用できないか」という要望を受け、AIの導入を目的にするのではなく、具体的な業務課題を解決するためにAIを利用する方向で取り組みを進めました。これまで手作業で行われていた見積もりや原価管理のプロセスを見直し、その過程でAIの活用の道筋を見出しました。
3. 「使えるくらうどAI」の機能詳細
AI-OCRによる見積書・請求書の自動読み取り
新システムの特徴は、見積書と請求書のデータを自動で読み取って処理するAI-OCR機能です。これは、協力会社から送られるPDFや画像ファイルの見積書を迅速に読み取り、必要な情報を抽出しシステムに取り込む仕組みです。これにより、手動での入力作業が軽減され、業務のスピードアップが図れます。
チャットボットでの操作支援
さらに、「使えるくらうどAI」にはチャットボット機能が搭載されており、ユーザーはシステム上から直接AIに質問を投げかけることができます。これにより、多機能で複雑な業務システムにおいても、ユーザーはその場で操作方法を確認でき、従来の問い合わせにかかる手間を省略化します。
4. 開発プロセスの変革
Arentグループに参加したことで、アサクラソフトはAI開発ツールの導入と共に、開発のスピードを大幅に向上させることに成功しました。これにより実現した開発環境の変化は著しく、従来のプロセスでは40〜50ヵ月かかるとされた開発が約半年で形になったとのことで、実際には開発スピードが従来の10倍に達した体感もあるようです。
5. 将来の展望とビジョン
「使えるくらうどAI」のリリースは、アサクラソフトにとって単なる最終目標ではなく、新たな出発点と位置付けています。代表取締役社長の浅倉氏は、今後もAIを通じて顧客の業務をどのように進化させていけるかを追求し続ける意向を示しています。新たなアイデアや改善策を試しながら、顧客のニーズに応える製品の開発を推進していくでしょう。
6. 開発舞台裏のストーリーを公開
なお、「使えるくらうどAI」の開発に伴う舞台裏や背景については、Arentのオウンドメディアにおいてインタビュー記事が公開されています。アサクラソフトの代表や開発担当者が、AI導入による変化や日々の業務に与えた影響を語っています。興味がある方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。
アサクラソフトは、今後もその技術力と顧客志向を駆使し、建設業界の発展に寄与していくことでしょう。