九州初の産後ケアホテル「Prologue」が誕生、家族全員で癒しの時間を提供

九州初の民間産後ケアホテル「Prologue」

2025年9月1日より、九州初となる産後ケアホテル「Prologue（プロローグ）」が、福岡のリゾートホテル「ザ・ルイガンズ．スパ & リゾート」で実証実験をスタートします。この新たな取り組みは、株式会社ジョサンシーズと西部ガスホールディングス株式会社の業務提携によって実現しました。産後の母子とその家族が安心して過ごせる宿泊型のケアサービスを提供し、リラックスできる特別な空間を用意します。

産後ケアのニーズ

日本では、出産後に「産後うつ」を発症する母親が約10〜15%にのぼります。特に退院後のサポートが不十分となることが多く、産後数週間から数ヶ月の支援体制には課題が残っています。特に九州地域では、首都圏に比べて民間の産後ケアサービスの選択肢が限られています。そこで「Prologue」は、これらの課題解決に寄与することを目指しています。

ホテル「Prologue」の特徴

1. リゾートでの特別な宿泊体験

全室オーシャンビューを有し、宿泊可能日数は1泊から随時選べます。パートナーや上のお子様と同伴も可能で、家族全員で快適な時間を過ごせるよう配慮されています。さらに、九州の旬の食材を使用した料理を1泊5食提供し、リラックスできるおもてなしを実現します。

2. 24時間の専門的サポート

経験豊富な助産師が24時間体制でサポートを提供。夜間のお預かりや託児サービスも整備され、外出する際にも利用できます。助産師へのLINE相談も可能で、宿泊後3ヶ月間はいつでもご相談いただけます。

実証実験の詳細

「Prologue」は2025年9月1日から12月31日までの期間にわたり宿泊可能で、生後6ヶ月未満の赤ちゃんとその家族が対象です。宿泊料金はすべての主要サービスを含むオールインクルーシブ型で、基本料金は税込88,000円となります。これは宿泊費、5食の食事、助産師によるケア、託児サービスなどを含んだ価格です。