ダイアログ閉館のお知らせ
2021-10-18 15:00:06

ダイアログ・イン・ザ・ダーク「対話のある家」が閉館 8年間の感謝を込めた特別プログラム開催

ダイアログ・イン・ザ・ダーク「対話のある家」が閉館



一般社団法人ダイアログ・ジャパン・ソサエティが運営する「対話のある家」が、2021年10月31日を持って閉館することが発表されました。このプログラムは、約8年間にわたって多くの人々に楽しさと深い気づきを提供してきました。

「対話のある家」は、積水ハウス株式会社との共同プロジェクトとして、参加者が真っ暗な環境で五感を使って住空間を体験することを目的としています。このユニークな体験は、2013年4月からグランフロント大阪内「SUMUFUMULAB」で開催され、これまでに約22,672人が参加を果たしました。その多くは「家族」として暗闇の中での体験を通じて、家族の絆やコミュニケーションの重要性を再認識しました。

この特別なイベントでは、参加者が「ただいま」や「おかえり」といった温かい言葉を交わし、笑い声が絶えない楽しい時間を過ごすことができました。また、視覚に依存することなく新たな感覚を知り、対話の大切さや人とのつながりを感じる貴重な機会でもありました。

しかし、SUMUFUMULABの閉館に伴い、「対話のある家」も終了する運びとなりました。このプロジェクトがこれまで多くの人々に受け入れられたことに感謝の意を表し、特別なクロージングプログラム「まっくらの中のお福分け」が10月30日(土)と31日(日)の2日間にわたり、開催されます。

クロージングプログラム「まっくらの中のお福分け」の詳細



  • - 開催日時: 10月30日(土)、31日(日)
- 各日11:30~12:40、13:30~14:40、15:30~16:40
  • - 定員: 各回4名様(要事前申し込み)
  • - 体験費: 無料
  • - お申込み方法: 申し込みフォームに必要事項を記入し、応募を完了してください。定員を超える場合は抽選となります。当選者には、10月25日(月)の21時までに詳細をお知らせします。
  • - 申し込み先: こちら

そして最後に、参加者には「行ってらっしゃい」と見送られる形で新しいステージへと進む「対話のある家」は、皆様との思い出を胸に、明るい未来へと旅立ちます。

ダイアログ・イン・ザ・ダークについて



ダイアログ・イン・ザ・ダークは、参加者が完全な暗闇の中で独自の体験を通じて、視覚とは異なる感覚を研ぎ澄ます場を提供します。このプログラムを案内するのは、視覚障害者のアテンダントたちであり、彼らの経験に基づいたガイドによって新たな感性が広がります。1988年にドイツで始まり、現在では50か国以上で800万人以上が体験しています。日本では1999年に初めて開催され、これまでに23万人以上が参加しました。

これまでの感謝の意をしっかりと表現しつつ、皆様の参加を心よりお待ちしています。

会社情報

会社名
一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ
住所
港区 海岸1-10-45アトレ竹芝シアター棟1階
電話番号
03-6231-1640

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