『DOOR デジタルリマスター版』DVD発売決定
1988年に公開された高橋伴明監督の代表作『DOOR』が、2025年5月9日(金)にデジタルリマスター版DVDとしてリリースされることが発表されました。この映画は、日本のホラー映画の原点とも言われ、35年ぶりに蘇ることになります。🎥
発掘された貴重なネガから生まれる新たな映像
『DOOR』は、夫と息子との3人で暮らす主婦・靖子がセールスマンのストーカー行為に悩まされる恐怖を描いたバイオレンススリラー。高橋監督の妻であり、主演の高橋惠子がその強いキャラクターを演じ、ストーカー役を堤大二郎が怪演します。また、及川中が共同で脚本を手掛けています。
2023年2月には、オリジナルのスーパー16ミリのネガをもとにしたデジタルリマスター版が制作され、映像監修には撮影監督・佐々木原保志が関わっています。この新しい版は、より鮮明な映像と音響で観客に迫力を提供することが期待されます。
国際映画祭に正式出品
映画は第35回東京国際映画祭の日本映画クラシックス部門に正式出品され、さらには2023年2月に34年ぶりのリバイバル公開も実現しました。映画祭やリバイバル公開を通じて、新しい世代の観客にもその魅力が伝わることでしょう。
人間ドラマが描くラスト20分の衝撃
『DOOR』の魅力は、ただのホラーに留まらず、互いが被害者であり加害者である人間ドラマにあります。その展開は観客を引き込み、特にラスト20分は驚愕の連続で、多くの視聴者に強い印象を残すことでしょう。
DVD商品情報
リリース日: 2025年5月9日(金)
価格: 4,400円(税込)
映像特典: 予告編(予定)
発売元はダブル・フィールド、販売元はハピネット・メディアマーケティングとなります。商品の仕様は変更される可能性がありますので、購入予定の方はご留意ください。
作品情報
キャスト
- - 高橋惠子
- - 堤大二郎
- - 下元史朗
- - 米津拓人
スタッフ
- - 監督: 高橋伴明
- - 脚本: 及川中/高橋伴明
- - 撮影: 佐々木原保志(J.S.C.)
- - 音楽: 津野剛司
ストーリー概要
作品は、都心に住む主婦・靖子が、いたずら電話やセールスマンによる勧誘に神経をすり減らす日々を描写しています。彼女の生活を一変させるのは、ドアの隙間からパンフレットを入れようとした男に指を挟まれてしまったことから始まります。これをきっかけに、靖子は次々に嫌がらせに遭い、彼女の恐怖は増幅していきます。
この映画は、純粋な恐怖だけでなく、家族や人間関係の奥深さを考えさせる作品であり、観る人に深い思索を促します。 ご期待ください!