ホットスケープとウィズダイバーシティ
2024-05-29 10:00:02

ホットスケープ、障害者雇用促進事業組合「ウィズダイバーシティ」に参加

ホットスケープ、障害者雇用促進事業組合「ウィズダイバーシティ」に参加



株式会社ホットスケープが、障害者雇用を促進する有限責任事業組合「ウィズダイバーシティ」に参加しました。これにより、ホットスケープは、新オフィスの植栽管理やイベントでのグリーン装飾、ケータリング業務などをウィズダイバーシティに委託することで、15名以上の障害者の雇用創出に貢献します。

ウィズダイバーシティとは?



ウィズダイバーシティは、障害者雇用を積極的に推進したい中小企業と、障害者雇用のノウハウを持つ障害福祉団体が連携する、画期的な事業組合です。2019年の設立以来、複数の企業が共同で障害者を雇用する独自のシステムで、多くの障害者の就労機会創出に貢献してきました。国家戦略特区の枠組みを活用し、複数の事業主で障害者の実雇用率を通算できる制度(算定特例制度)の認定を受けた、日本で最初の団体でもあります。

ホットスケープの参加の背景



ホットスケープは、1991年の創業以来、セミナーやカンファレンスなど、数多くのビジネスイベントを企画・制作・運営してきた実績を持つ企業です。近年は、スタートアップや社会課題解決をテーマとしたイベントにも力を入れており、これまでに3500本以上のイベントをサポートしてきました。

SDGsやESGへの関心の高まりを受け、ホットスケープはイベント運営におけるサステナビリティへの配慮を強化しています。その一環として、ダイバーシティ推進にも積極的に取り組む方針を打ち出しており、その取り組みの一環としてウィズダイバーシティへの参加を決定しました。

ホットスケープ代表取締役前野伸幸氏コメント



前野氏は、中小企業が単独で障害者雇用を実現することの難しさを痛感していました。ウィズダイバーシティの取り組みを知り、そのビジョンに共感し、参加を決めたとのことです。今後はウィズダイバーシティへの業務委託を通じて、障害者雇用を促進するとともに、同様の課題を持つ中小企業にウィズダイバーシティの仕組みを広めるため、積極的に広報活動を行う意向を示しています。

ウィズダイバーシティ発起人福寿満希氏コメント



福寿氏は、ウィズダイバーシティの目標として、2033年までに120社の企業参加と、24,000人の従業員数の達成を目指しています。ホットスケープの参加は、その目標達成に向けた大きな一歩となります。ウィズダイバーシティでは、参加企業と共に新たな仕事の創造にも取り組んでおり、障害者のキャリア形成の多様化を目指しています。

今後の展望



ホットスケープの参加は、中小企業における障害者雇用の新たなモデルケースとして注目を集めています。ウィズダイバーシティの取り組みは、企業の社会的責任を果たしつつ、障害者の活躍の場を広げる、持続可能な社会の実現に大きく貢献すると期待されています。今後、ますます多くの企業がウィズダイバーシティに参入し、障害者雇用促進が加速していくことが期待されます。ウィズダイバーシティのモデルは、日本の雇用問題解決に大きな示唆を与えてくれるでしょう。

株式会社ホットスケープ概要



所在地: 東京都港区虎ノ門3-7-7 虎ノ門八束ビル5F
代表: 前野 伸幸
設立: 1991年3月
事業内容: イベント企画・制作・運営/イベント施設運営・コンサルティング
* URL: http://www.hotscape.co.jp


会社情報

会社名
ウィズダイバーシティ有限責任事業組合
住所
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-54-15ベルズ原宿ビル3F
電話番号
03-6434-0607

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。