日本語教師 初任研修
2024-06-24 10:09:08

日本語教師の卵育成!メタノイアのフルオンライン研修が募集開始!

NPO法人メタノイアは、外国ルーツの子どもたちの日本語教室などを運営する団体です。

2024年度、文部科学省から「現職日本語教師研修プログラム普及事業」を受託し、外国人児童生徒等に対する日本語教師初任研修「子どものための日本語教育研修(略称:子ども初任研修)」を実施します。

本研修は、外国人児童生徒等の背景や言語・学習環境、各地の受入れ・指導体制を理解し、子どもたちの生活・学習に関連付けて日本語を教えることができる人材を育成することを目的としています。

スクーリングでの双方向学習と動画講義を組み合わせた、フルオンラインの研修のため、全国各地から参加可能です。

研修期間は2024年8月7日から2025年1月31日まで、6つのクールに分けて実施されます。

各クールは、「オンデマンドの動画視聴による学び」「受講者各自の課題の遂行」「スクーリング(オンライン同時双方向対面学習)」で構成されます。

スクーリングでは、各自が取り組んだ課題についてディスカッションしたり、講師の経験にもとづく情報の提供や解説を通じて理解を深めます。

さらに、実習として教育・支援現場の視察等を実施する可能性があります。

研修内容としては、児童生徒を対象とする日本語教育の基礎的内容に関する講義を受講します。

受講方法は、オンデマンドによる動画教材の視聴です。講義内容に関する課題の提出が求められます。

スクーリングでは、受講者が提出した課題をもとに、各クラスにおける子どもの日本語教育・支援の状況等に関する発展的な議論を行います。

講師陣は、東京学芸大学、大正大学、武蔵野大学などの教授や、地球っ子クラブ2000代表、宇都宮大学非常勤講師、神奈川県立相模向陽館高等学校教諭など、日本語教育の第一線で活躍する方々です。

動画教材は、公益社団法人日本語教育学会が作成したリソース「Himawari」を利用しています。

募集人数は70名で、応募資格は、いわゆる「日本語教育の有資格者」で、児童生徒に対する日本語教育の経験が0~3年(初任)の者です。

応募条件としては、オンラインの同時双方向対面研修、実習に出席できること、オンライン上の研修を実施できる環境とスキルを有すること、実施した課題の共有や、スクーリングでの意見交換に積極的に参加することなどがあります。

受講料は10,000円で、修了要件は、研修に2/3以上参加していること、提出課題、及びスクーリングの活動において、目標を概ね達成できていること、実習(6単位)に参加して課題を提出していることです。

募集期間は2024年6月17日から7月14日までです。

詳細については、メタノイアのウェブサイトをご確認ください。
メタノイアの日本語教師初任研修は、フルオンラインで実施されるため、全国どこからでも受講できる点が魅力的です。

講師陣も日本語教育の専門家で、質の高い研修を受けることができます。

特に、実習では教育・支援現場の視察等を実施する可能性がある点は、実践的な学びを得られる点で注目です。

また、研修修了後のフォローアップセミナーも予定されているため、研修後も継続的に学び続けられる環境が整っています。

日本語教師を目指す方にとって、非常に充実した研修と言えるでしょう。

メタノイアは、外国ルーツの子どもたちの教育支援にも力を入れており、日本語教育を通して、子どもたちの未来を支える活動を行っています。

この研修を通して、多くの日本語教師が育成され、子どもたちの日本語学習を支援する環境がさらに整うことを期待しています。

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