西鉄BUS STOP 3.0
2019-07-29 15:30:15
新たなビジネスの創造を目指す西鉄Co+Lab「BUS STOP 3.0」への参加募集
西日本鉄道株式会社が主催するオープンイノベーションプログラム『BUS STOP 3.0』が、この夏から始まります。このプログラムは、スマートバス停を活用して新しいビジネスアイデアを生み出すことを目的としており、技術者や企業、個人が提案するプランを募集します。
募集テーマとスマートバス停の概要
スマートバス停を用いた新たなサービスの開発が求められており、具体的なアイデアには、バス停の機能や取得可能なデータを基にしたサービスや、利用者向けのアプリとの連携が考えられています。バス停は、各地に設置されている特性を活かし、地域社会に密着したサービスを提供することができる重要な場です。
このスマートバス停は、西鉄エム・テック株式会社と株式会社YE DIGITALとの共同開発によって実現したもので、液晶パネルや電子ペーパーを用いて、リアルタイムで様々な情報を表示することができます。例えば、時刻表や運賃表、バスの接近情報や災害時の緊急案内、そして地域の広告など、幅広い情報をクラウド経由で配信することが可能です。このようなデジタル技術によって、地域住民にとって利便性の高い情報を提供し、さらに地域経済の活性化にも寄与することが期待されています。
提供される経営資源
西鉄はこのプログラムを通じて、応募者に対して多くのリソースを提供します。スマートバス停の基本機能には、電源供給、LTE通信、動画表示、温度センシング、といった様々な機能が備わっています。また、BeaconやIoTセンサーなどの拡張機能も利用可能で、さらなる機能追加によるビジネスの幅を広げることができます。応募資格は、リソースを持ち、提案プランの実現に向けて協業可能な法人、団体、または個人に限られています。
応募方法と選考基準
参加をご希望の方は、特設サイトの応募フォームから必要事項を記入することで申し込むことができます。選考基準には、実現可能性や協業可能性、革新性、成長性が含まれており、特にこの新しいビジネスアイデアにおける価値が強く求められます。応募期間は2019年7月30日から9月20日までで、その後は書類選考やプレゼンテーション選考が行われます。
実施体制と今後の展望
このプログラムは、多くの団体や企業が協力して実施され、福岡県及び北九州市からの後援も受けています。応募があったアイデアの中から選ばれたプランは、協業を前提に事業化へ向けて具体的な活動が進められ、北九州での実証実験を経て本格展開されていく予定です。
まとめ
西鉄Co+Lab『BUS STOP 3.0』は、地域に密着した新しいビジネスの創出を目指した取り組みです。スマートバス停の導入が地域にどのような変化をもたらすのか、この機会にぜひ参加し新たな可能性を探ってみてはいかがでしょうか。詳しい情報は特設サイトでご確認ください。
会社情報
- 会社名
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西日本鉄道株式会社
- 住所
- 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目5番7号博多センタービル
- 電話番号
-
092-734-1220