対馬東部中学校の挑戦
2025-11-17 10:50:29

対馬市立東部中学校の生徒たちが世界とつながる学びに挑戦

未来を見据えた学び:対馬市立東部中学校の挑戦


対馬市立東部中学校では、2025年11月7日に「世界とつながる学び」をテーマにした講演会が行われ、特定非営利活動法人なかよし学園の中村雄一代表が登壇しました。この取り組みは、生徒たちが自らの学びを通じて、国際的な視野を広げることを目的としています。

自分にできることを考えた探究活動


生徒たちは、7月1日に行われた導入講演を受けた後、総合的な学習を通じて「今、自分にできること」というテーマでの探究を進めました。9月1日には中間発表も行い、対馬や日本の文化を題材にした「未来の架け橋教材(Future Bridge Learning Kit)」を制作しました。これにはトントン相撲やビニール袋の凧、習字作品などが含まれ、これらは12月にカンボジア、1月にはシリア、2月には南スーダンに順次送られる予定です。

CoRe Loopを活用した学びのプロセス


このプロジェクトは、CoRe Loopという理念に基づいて設計されています。「つくる→届ける→共創→還る→拡張」という循環の中で、生徒は自らの学びを実際に使える教材に翻訳し、海外での授業や現場で活用されます。その後、現地からの反応が学校に返されることで、当事者意識や自己効力感が高まるのです。なかよし学園は、今年度50校以上でこのモデルを展開しており、国際的な教育体験を通じた学びを広げています。

世界の問題に目を向ける


講演では、シリアや南スーダン、カンボジアといった地域の歴史や現状についても触れられました。これらの地域は長引く争いの影響を受けており、特にシリアは2011年以降の紛争で教育機関が大きく損なわれ、復興の初期段階にあるとされます。また、南スーダンでは内戦や自然災害により教育の継続が難しく、基礎学習と心のケアをサポートする教材が欠かせない状況が報告されています。

対馬の生徒たちと現地の子どもたち


対馬の生徒たちが製作した教材は、シリアや南スーダン、カンボジアで現地の子どもたちと一緒に遊び、学び、作り替える共創プロセスに入ります。材料も手に入りやすいため、文化紹介や科学、算数の要素を学びの中に取り入れることができます。この取り組みにより、対馬の生徒は海外の同世代の子どもたちとのつながりを実感し、学びの意義を新たに見出すことが期待されています。

平和のメッセージを伝える


さらに、なかよし学園は「はじめてのヒロシマ」を使用し平和教育を行っています。対馬市立東部中学校の生徒たちは、なかよし学園が制作した絵本『はじめてのナガサキ』にイラストで参加し、自らの言葉と絵で被爆の記憶を世界に手渡す機会を得ています。この協働作業により、自分たちの学びが国際的な文脈でも評価されることを体感しています。

学校の声と今後の展望


平山善行校長は、「中村さんから世界のビジョンを見せてもらえたことで、子どもたちの視野が広がりました」と述べ、東部中からイノベーションを起こす生徒が生まれることを楽しみにされています。また、竹末寿百教諭も「つながる経験が大きな視野を与えてくれる」と、子どもたちの成長を期待しています。

中村代表は「日本の“ふつう”は、世界では“すごい”になる」と話し、生徒たちの活動が国際的な影響を持つことを伝えました。今後、対馬市立東部中学校の生徒たちが生み出した教材は、12月からの実装により世界でどのように受け入れられていくのか、その行動が平和へつながることが期待されています。

今後のスケジュール


  • - 12月:カンボジアで教材実装(凧・トントン相撲・書など)
  • - 1月:シリアで平和学習・文化交流(合唱動画・平和教材提供)
  • - 2月:南スーダンでの学びの共創(低コスト教材・生活工夫の共有)

参照


本プロジェクトの詳細については、なかよし学園の公式ウェブサイトを訪れてください。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクト
住所
千葉県松戸市小金原4-14-14
電話番号
047-704-9844

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