ものづくり学生サミット2024 in 湘南の表彰式
令和6年3月、東海大学建築都市学部が主催する「ものづくり学生サミット2024 in湘南」が華々しく開催されました。このサミットは、産官学連携の理念のもと、学生たちが企業や公共団体の抱える課題に取り組む研究コンペティションです。毎年、参加する学生にとっては、自らのスキルを試し、実践的な解決策を提示する貴重なチャンスとなっています。
ものづくり学生サミットの概要
ものづくり学生サミットは、学生たちがチームを編成し、実社会の課題に対して研究を行い、その成果をプレゼンテーションするという形式です。今回は、3年連続で参加している東栄住宅がテーマを提供し、学生たちの独自のアイディアを引き出しました。
テーマ「自分の住みたい家」
今回のテーマは「自分の住みたい家」~庭とつながる家・庭を楽しむ家~であり、地域の特性や住民のニーズを踏まえた独自の提案が求められました。設計条件には、戸建住宅であること、湘南エリアを想定すること、防災に関する要素を含めることが含まれています。学生たちはこれらの条件を考慮し、多様なアイディアを生み出しました。
表彰結果と受賞作品の紹介
多くの優れたアイディアの中から、最優秀賞に輝いたのは「Fresh」のチームによる「屋外が続く屋内」という作品でした。この作品は、立地や間取り、庭とのつながりを巧みにデザインしており、風通しの良さや視線の工夫が評価されました。素晴らしいアイデア力とプレゼンテーション能力が相まって見事な評価を得ました。
さらに、優秀賞には「03」の作品が受賞し、奨励賞にはチーム福岡の「庭と育つイエ」が選ばれました。受賞を逃したチームも、独自のアイディアを持っており、半年間のプロジェクトを通じて新しい発見を経験しています。
懇親会での交流
表彰式の後には、参加学生と東栄住宅の社員との懇親会が開催され、学生たちは実務経験者との交流を深める機会となりました。この場は、学生たちにとって貴重なネットワーキングのチャンスとなったことでしょう。
未来に向けた展望
今回の取り組みを通じて、東栄住宅は学生たちの新たな視点や斬新なアイディアを次世代の住宅設計に活かしていく方針です。高品質の住宅を提供し、地域に根ざした信頼を築くことで、今後も進化を続けていくとしています。
終わりに
住宅選びは個人のライフスタイルを反映する大切な選択です。東栄住宅の「家は、楽しいのはじまりだ。」という理念のもと、今後も幅広い世代のニーズに応える住宅提供を続けていくことでしょう。設計された住宅がどのように家族やコミュニティに貢献していくのか、今後の展開に期待が高まります。