上村裕香受賞!
2026-04-24 11:39:19

デビュー作『救われてんじゃねえよ』が話題の上村裕香さん、朝井リョウ賞受賞!

新たな才能が日本文学界に現れました。上村裕香さんのデビュー作『救われてんじゃねえよ』が鮮烈な印象を放ち、次世代の作家として注目を浴びています。本作は、若者が抱える厳しい現実を真正面から描いた作品で、第21回「女による女のためのR-18文学賞」の大賞を受賞したのち、今年の「CINRA Inspiring Awards Edition 2026」においても「朝井リョウ賞」を獲得。著者の独特な視点と技術が高く評価され、さらなる爆発的な成長が期待されています。

上村さんの作品は、介護をテーマにしたもので、主人公の沙智は難病を患う母親を支えながら高校生活を送ります。これは、あまり取り上げられない「ヤングケアラー」の視点から物語を描くもので、全三編から成り立っています。第一部の『救われてんじゃねえよ』では、無邪気な高校生活の背後に大きな負担があることを示し、第二部の『泣いてんじゃねえよ』では大学生になっても続く介護の現実を描きます。最後の第三部『縋ってんじゃねえよ』では、社会に出た沙智が両親と向き合い、自らの人生を模索する姿が描かれます。

著者の上村裕香さんは、2000年に佐賀市で生まれ、京都芸術大学で学びました。彼女の言葉には、創作への情熱と切実な思いが込められており、今まで抱いてきた夢が現実になったことを語りました。「生まれ変わったら朝井リョウになりたい」と述べ、受賞の瞬間には思わずその言葉を思い出し、感謝の気持ちを表明しています。彼女の今後の成長に目が離せません。

彼女の独自の視点と鋭い筆致について、朝井リョウさんは「独自の風通しを感じる怒りの描き方が、非常に鮮烈だった」とコメントしており、デビュー年に数多くの力作を送り出したことに驚いているようです。

全国の書店員からも絶賛の声が寄せられています。紀伊國屋書店福岡本店の宗岡敦子さんは、「相反する感情が心身に突き刺さり、共感が広がった」と語り、幕張蔦屋書店の後藤美由紀さんは作品に触れ、「読むのをやめられない力を持つ作品」と評価しています。ジュンク堂書店芦屋店の山ノ井さよりさんは、2026年の本屋大賞候補に挙げたいと情熱を注いでおり、多くの書店員が彼女の作品を支持しています。

本作の装画を手がけたのは新進イラストレーターの水元さきのさん。彼女は主人公の沙智を瑞々しい感性で表現し、上村さんもその仕上がりに感嘆の声を寄せています。

この機会にぜひ作品を手に取って、彼女の描く世界に触れてみてください。特設サイトでは試し読みも可能ですので、興味のある方は次のURLをチェックしてみてください。https://www.shinchosha.co.jp/special/sukuware/

この豊かな物語は、私たちの心に深く響き、普段の生活では感じない感情を引き出してくれることでしょう。上村裕香さんのさらなる活躍にも期待が高まります。


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社新潮社
住所
東京都新宿区矢来町71
電話番号
03-3266-5220

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。