大磯プリンスホテルが描く新たなリラクゼーション
神奈川県大磯町に位置する大磯プリンスホテルは、2024年9月27日から新たな体験を提供します。この“THERMAL SPA S.WAVE”において、パナソニックとの共同開発による気流デバイスの実証試験を開始し、訪れる人々に「ととのう風」を体験してもらう計画です。
「ととのう」とは
サウナ愛好者にとって非常に魅力的な要素である「ととのう」という感覚。これは、サウナ、水風呂、外気浴を繰り返すことによって得られる、心身のリフレッシュを意味します。しかし、日本の四季によっては、外気浴を楽しめる時期が限られるという難点がありました。
気流デバイスが生む新たな風
大磯プリンスホテルの温泉・スパ施設に設置される気流デバイスは、海を望む開放的な休憩スペースに組み込まれます。このデバイスは、特殊な構造を持つスリットから風を吹き出させ、窓を通じて自然の風を感じられるように設計されています。これにより、四季を問わず、まるで自然の中でリラックスしているかのような錯覚を得られます。別名「ととのう風」というユニークな体験が実現します。
音が生む癒しの環境
さらに、この気流デバイスには高音質のハイレゾサウンドスピーカーも内蔵されています。これにより、特有の心地よいサウンドが全身に包み込んでくれ、瞑想やリラクゼーションにも最適な音環境が整います。心と体のバランスを調整する、まさに至福の時間を提供することを目指しているのです。
特殊な「ととのう風」の研究
実証試験では、以下の3つの項目に焦点を当てます。1つ目は、気流デバイスとハイレゾサウンドによる「ととのう」体験の向上、2つ目は季節に応じた最適な「ととのう風」の形、そして3つ目が気流デバイスのユーザビリティです。これらの研究を通じて、屋内でも手軽に心地よくリラックスできる体験を提供することを目指します。
「THERMAL SPA S.WAVE」での豊富な体験
THERMAL SPA S.WAVEは、その名の通り、海と一体となった幻想的な温泉やスパ施設です。インフィニティプールやパノラミックサウナ、アロマの香り漂うテピダリウムなど、多彩なコンテンツが楽しめます。美しい湘南の海をバックに、リフレッシュしたり、静かに心を落ち着ける時間を持つことができます。
未来に向けた取り組み
大磯プリンスホテルとパナソニックはともに、今回の実証実験から得たデータや体験をもとに、より高品質な“ととのう”体験の創造を目指しています。サウナ文化の発展を通じて、訪れる人々のウェルビーイングをさらに高めていくことでしょう。
この新しい体験がもたらすリラクゼーションの未来に、ますます注目が集まることが期待されます。