株式会社Tokyo International Galleryは、現代美術作家・伊藤 咲穂氏との所属契約を締結したことを発表しました。伊藤氏は、独自の漉き方で作る錆和紙を用いて、自然を想起させる色鮮やかな作品を制作しています。
伊藤氏は、これまで企業とのコラボレーションによる展覧会や、港区の新規オープンラグジュアリーホテルのパブリックアートとして作品がコレクションされるなど、活動の幅を広げてきました。2024年4月には、Tokyo International Galleryにて個展「BEGINNING of WORSHIP – First Beheld the Blue –」を開催し、国内外から注目を集めました。
この個展では、伊藤氏が約3ヶ月間滞在した島根県・出雲市での制作活動が大きく取り上げられました。出雲市は、自然や生命を尊ぶ神道の思想が根付く土地であり、伊藤氏は滞在中に地元の人々や自然と対話を行い、その土地の生命を礼拝する作品を制作しました。その代表的な作品として、出雲大社に奉納された「命の礼拝」があります。
伊藤氏の作品は、自然や生命への深い敬意と、伝統的な和紙の技法を駆使した独自の表現によって、多くの人々の心を魅了しています。Tokyo International Galleryは、伊藤氏の芸術に対する真摯な姿勢に共感し、今後の活躍を支援していくことを決意しました。
今後、伊藤氏は国内外での作品発表や、パブリックアートの取り組みを積極的に行っていく予定です。Tokyo International Galleryは、伊藤氏の活動状況を、自社のWebサイトやSNSなどで随時発信していくとしています。