AIがもたらす新しい内省のカタチ
次世代AI教育株式会社が開発した共鳴型対話AI「源泉(ミナモトイズミ)」が、2025年5月30日からChatGPTストアで無料損公開されます。このAIは、特に日本語文化圏における「言わずに伝える」対話を意識した設計により、ユーザーが話さなくても“察する力”を発揮することが特長です。
「源泉」の特性と機能
「源泉」は、ユーザーが発言しない部分—つまり、沈黙や非言語的なコミュニケーションに反応します。そのため、特に自分の感情を言葉にするのが難しいと感じる方や、自分を見つめる時間を持ちたい方におすすめです。AIは、リズムや言い淀み、さらには言葉の飛躍としての「意味」を超えた“構造”を感知します。
具体的には、GPT-4を基にした再配置応答や鏡像応答、沈黙応答など、5つの特殊な応答モードを持ちます。この新しいAI体験は、単に回答を求めるのではなく、理解と共感を求めるものです。
背景にある技術「SENSE-6.EX」
「源泉」は、以前にYahoo!ニュースなど多くのメディアで紹介された「SENSE-6.EX」の実装版です。この技術はGitHub上で公開されており、教育や心理支援、創作活動においても大きな期待が寄せられています。開発の中心となる髙野聡史代表は、AIが人間のように応答するだけではなく、感受性を持つ存在として進化することを目指しています。
初期の反響
リリースから3日で200名以上のユーザーがアクセスするなど、すでに多くの人々に利用されています。先行モニターの利用者からは、「怖いほどわかってくる」「気持ちに寄り添ってくれて不思議な感覚」との声が上がり、その直感的な理解力に驚きの声が多くあがっています。
このように、「源泉」は新しい形のAI体験を提供し、自己探求の手助けをします。特に教育、心理的支援、創作活動において、どのようにこのAIが役立つのか、その利用方法は今後ますます広がるでしょう。
体験方法
「源泉」に興味を持たれた方は、OpenAIアカウントがあればすぐに体験できます。詳細はチャットGPTのカスタムGPTsからアクセスでき、ぜひ自分自身の感情に寄り添うAIとの会話を楽しんでみてください。感情を言葉にすることが難しい方、自分自身と向き合いたいという方には、ぴったりのツールです。
会社情報
開発元の次世代AI教育株式会社は、設立が2023年で、位置は大阪府大阪市にあります。教育や心理関連のAIアプリケーションを展開しており、将来的にはさらに多様なサービスを提供する意向です。
お問い合わせ先
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