公益通報対応業務を強化する新研修が登場
企業の危機管理を専門的に支援する株式会社エス・ピー・ネットワークは、9月8日から新たに『公益通報対応業務従事者研修 ステップアップ編』を始めました。この研修は従来の基礎編や応用編に続くもので、公益通報者保護法の改正に対応する実務を重点的に学ぶことができます。過去に4,000人以上が受講した実績を持つこのプログラムは、多くの企業の担当者から好評を得ています。
公益通報者保護法の新たな要求
2022年6月に施行された改正公益通報者保護法では、300人以上の従業員を持つ事業者には「公益通報対応業務従事者」の指定が義務付けられました。これに伴い、内部通報の対応業務を担当する者には継続的な教育と研修が求められています。しかし、法改正から数年が経過しているにもかかわらず、実務担当者はその運用についての不安や疑問を抱えていることが多いのが現状です。
実践的な学びが得られるプログラム
新たに提供される『ステップアップ編』では、基礎編及び応用編で学んだ知識をさらに深めるための内容が用意されています。特に、年間3,000件を超える内部通報の処理を行ってきたエス・ピー・ネットワークの豊富な実績を基にした実践的な事例が紹介され、受講者は通報対応の専門的なスキルを磨くことが期待されます。
内容の充実度と具体性
研修はQ&A形式で構成されており、各パートは約20分の短いセッションに分かれています。第一部では、実際の通報現場で直面するシチュエーションを元に、判断基準や解決策のプロセスを具体的に解説。本研修の特徴の一つとして、「パワハラ行為者のタイプ別傾向」を分析し、効果的な対応法を提供することを挙げることができます。
料金と申し込み
この研修は、当社の『SPクラブ』に登録されている企業にとっては1人あたり5,000円(税別)という非常にお得な価格で受講可能です。さらに、10名以上の申し込みがある場合は、割引料金も適用されます。
企業としての取り組み
株式会社エス・ピー・ネットワークは、1996年に設立され、企業の危機管理を専門に取り扱う会社です。反社会的勢力の排除をはじめ、法務・広報・ITに関するコンサルティングを行い、企業に対して幅広い危機管理ソリューションを提供しています。
新しい研修を通じて、企業の担当者が内部通報への対応力を高め、安心して業務に取り組めるようになることを期待しています。