FRONTEOの久光徹氏、東京大学の客員研究員に就任
株式会社FRONTEOが発表したところによると、同社の経済安全保障室の研究開発部長である久光徹氏が、東京大学の先端技術研究センターの経済安全保障プログラム(ESRP)の客員研究員に就任しました。久光氏は、経済安全保障に関連する重要な研究と政策提言を行う新しい役割を果たすことになります。
ESRPは、経済安全保障に関する先進的な研究を行い、政策の提言を行うことを目的としたプログラムです。久光氏は、このプログラムを通じて、国内外のシンクタンクや政府機関との意見交換を行うほか、さまざまなワークショップにも参加します。このような活動により、彼はESRPの課題解決に大きく貢献することが期待されています。
FRONTEOでは、2021年から東京大学先端技術研究センターと共同研究を行い、経済安全保障に関する企業への影響を調査してきました。また、先日、同センターとの共同プロジェクトも開始しました。これらの取り組みを通じて、FRONTEOは経済安全保障に向けた戦略と対策の高度化を目指し続けます。
FRONTEOは、AIソリューションにおいてリーディングカンパニーであり、自社開発のAI「KIBIT」を用いて、企業の経済安全保障対策やビジネスの発展、社会的な課題解決に貢献しています。「KIBIT」は、高速かつ高精度の解析を可能にする自然言語処理技術を活用し、解析した情報を可視化することで専門家の判断をサポートします。最近では、創薬分野においても「KIBIT」が活用され、仮説生成や標的探索にも寄与しているとのことです。
また、FRONTEOは、経済安全保障、ビジネスインテリジェンス、リーガルテックなどの分野で社会実装を進めており、その理念に基づいて「記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さない」ソリューションを提供しています。
FRONTEOは2003年に設立され、2007年に東証マザーズに上場しました。現在は日本、米国、韓国、台湾で事業を展開し、第一種医療機器製造販売業の許可も取得しています。今後も彼らの技術がさらに多くの領域でのイノベーションに寄与することが期待されます。
FRONTEOは、「KIBIT」によって、情報社会のフェアネスを実現する理念を持って活動を続けています。久光氏の新たな役割が、同社の経済安全保障における取り組みをさらに推進することが期待されます。