帝国不動産のAI活用
2026-06-12 10:41:13

帝国不動産が賃貸業界向けにAI活用事例を発表した新たな動き

2026年5月のイベント『賃貸AIテックDAY』の概要


帝国不動産株式会社が主催する『賃貸AIテックDAY』が、2026年5月26日、東京都の不動産業界関係者を対象に開催されました。会場での参加者に加え、オンラインでも配信され、約260名がこの催しに参加しました。会議では、AI技術の活用を進める11社の専門家が登壇し、最新の動向や実績について議論されました。

このイベントでは、AIX推進室の田村有慶氏が、帝国不動産が独自に開発したAI基盤『ACAT』を通じて賃貸管理業務における具体的な技術導入事例を発表しました。特に、入居審査業務の自動化や社内データの効果的な活用方法について説明がありました。

AI活用とその成果


賃貸管理業務には多様な業務が含まれており、入居者対応から契約管理、さらに入居審査に至るまで、日々の業務の効率化が求められています。これらの業務には、定型的な確認作業や担当者の経験に基づく判断が混在しており、帝国不動産はこうした課題の解決に取り組んでいます。

2023年度には基幹システムの内製化を進め、社内データの一元化を図りました。その成果を踏まえ、2024年7月にはAIX推進室を設立し、AIを活用した業務支援体制を確立しました。これにより、AI技術による業務支援が実現し、より効率的な運用が期待されています。

セッションの流れ


本セッションでは、全国賃貸住宅新聞社の河内鈴氏が進行役となり、帝国不動産のほか、ユーミーClassや日本エイジェントからも発表がありました。ユーミーClassでは、AIを用いた営業力向上の取り組みが紹介され、若手社員の業務支援に役立つ技術が発表されました。日本エイジェントも、入居者対応の音声ロープレやオーナー向け報告書の自動生成などの実績を報告しました。

帝国不動産の『ACAT』の機能


帝国不動産が開発した『ACAT』は、業務効率化に特化したAI基盤であり、社員が日常業務の中で利用できる環境を整備しています。具体的には、業務特化型のAIが実装されており、申込書の内容確認や条件照合の過程を短縮します。従来は約60分を要していた業務が、AIサポートにより約10分に短縮されることが見込まれています。

また、社内マニュアルや過去事例を横断的に検索できる機能も強化され、対応品質の向上に寄与しています。AIの導入により、業務の効率化だけでなく、顧客へのサービス向上も期待されています。

AI導入の哲学と今後の方針


田村氏は、AIの導入が人員削減の目的ではなく、むしろ同じ社員数のままで業務の効率を高め、アウトプットを最大化することが重要だと語りました。AIで生まれた時間を、顧客との対話や投資判断など、人的要素が求められる業務に再配分していく方針です。

今後も、帝国不動産はAIとデータを用いて賃貸管理業務の生産性向上に取り組み、顧客対応品質の向上を目指します。データドリブンな判断の精度を高め、オーナー、入居者、社員にとって最適な不動産管理サービスの提供を続ける予定です。

会社概要


帝国不動産は、2026年に社名を変更した後、賃貸集合住宅の開発及び管理を一社一貫で行う企業として成長を続けています。データ駆動型の経営を基に、オーナーや投資家、居住者にとって価値あるサービスを提供し、次代の地域の未来を共創する企業としての姿を目指しています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

会社情報

会社名
帝国不動産株式会社
住所
東京都中央区銀座4-12-15歌舞伎座タワー10階
電話番号
03-3544-2650

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 中央区 ACAT 帝国不動産 賃貸AI

Wiki3: 東京都 中央区 ACAT 帝国不動産 賃貸AI

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。