新社屋の挑戦
2025-06-03 09:50:51

テクノフローワンが新社屋で目指す組織変革と社員の成長

テクノフローワン、新たな会社の未来を創造する



テクノフローワンが神戸にリニューアルした本社オフィスは、企業の組織変革を象徴する新しい空間として生まれ変わりました。このプロジェクトは、santas株式会社との協力によって実現したもので、社員の成長とコミュニケーションの向上を目指しています。

背景にある歴史と変革


テクノフローワンは1949年、履物縫製業としてスタートし、以来70年以上の歴史を持つ企業です。履物用ゴム糊引き加工を起源として発展した同社は、塗る・貼る技術を核にして、ITやエレクトロニクス、自動車など多岐にわたる分野で活躍しています。いくつもの生産拠点を持ち、マーケットのニーズに応える柔軟なモノづくりを行っています。

2016年には、以前の「東洋ケミテック」と「東洋コーティング」が統合され、新たにテクノフローワンとして再スタート。組織変革を進める中で、その核となる本社オフィスのあり方を見直す必要性が生じ、本プロジェクトが始まりました。

santasとの連携による新しいオフィスづくり


santasは、企業の理念を空間に反映させることを重視し、11のワークデザインアイデアに基づき、社員一人ひとりの成長を促進させることを目指しました。このリニューアルでは、アジャイル型とウォーターフォール型のハイブリッドデザイン手法を取り入れ、社員の意見や要望を積極的に反映した設計を行いました。

新オフィスの5つの要素


新本社オフィスでは、以下の5つの要素がワークデザインの基盤となり、実際の空間施策に落とし込まれています。

1. 新しい習慣づくり:社員間のコミュニケーションを促進する空間作り
2. 繋がり強化:自然な交流を促すデザイン
3. 受発信の活性化:情報共有をスムーズに
4. 成長を促す仕掛け:社員のスキルアップに寄与する環境
5. 特別感のある体験:来訪者や社員が特別な気持ちを味わえる空間

各フロアの機能


リニューアルされたオフィスは、各階に異なる機能を持たせています。
  • - 1階:来客や地域の人々との交流を促す「ギャラリーゾーン」
  • - 4階:部門を超えた協力を生むコアゾーン
  • - 5階:社内イベントや来客対応に特化したホスピタリティ空間

これらの新しい空間施策は、テクノフローワンの社員の活動を活性化させる要素となります。特に、情報の受発信を活性化させるための工夫や、社員同士が集まりやすい仕掛けが施されています。

美意識とウェルビーイング


テクノフローワンの価値観には「美意識」が根底にあります。それは製品の美しさだけでなく、誠実さや地域社会への貢献も含む広義な理念です。新しいオフィスの設計では、地球環境に配慮し、自然素材を利用したり、省エネルギー設計を導入しています。また、社員のウェルビーイングを重視し、居心地の良さや自発性が引き出される空間作りを心掛けています。

コラボレーションの重要性


プロジェクトを進行するにあたって、神戸に拠点を持つコルアーキテクツや全国的に活動しているマルヤマデザインと連携し、デザインチームを形成しました。このような多彩なパートナーとの協働により、プロジェクトは多面的に進行され、各種のアウトプットが可能になりました。

まとめ


この新しい本社オフィスのリニューアルは、テクノフローワンが将来へのステップアップを図る重要なプロジェクトであり、社員一人ひとりの成長に寄与する場が提供されています。テクノフローワンは、これからも変革を続け、企業の価値を高め続けるでしょう。


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会社情報

会社名
santas株式会社
住所
神奈川県藤沢市鵠沼海岸1-3-19207
電話番号

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