Robofull資金調達完了
2023-08-31 11:00:03

Robofull、7000万円の資金調達完了!愛知のスタートアップ支援体制が加速

Robofull、7000万円の資金調達で製造業の未来を革新



愛知県名古屋市に拠点を置く株式会社Robofullが、あいちスタートアップコンソーシアム「雛の会」から約7000万円の資金調達を完了したと発表しました。この資金調達は、愛知の経済活性化を促進する上で重要な役割を果たすと期待されています。

Robofullは、独自の製造業データベースとロボットシステムの自動設計ツールを活用し、製造業における情報伝達の課題解決に取り組む企業です。具体的には、設備メーカーへの拡販支援と製造業への自動化支援の2つの事業を展開しています。

設備メーカーの拡販支援:革新的な販売手法で市場を開拓



従来、産業設備業界における販売は、展示会への出展や代理店への委託が中心でした。Robofullは、独自のデータベースを活用することで、これらに加え、新たな販売チャネルを開拓。サービス開始から短期間で、大手企業を含む10社以上の顧客を獲得しています。この革新的なアプローチは、市場に大きなインパクトを与え、今後の更なる事業拡大に繋がると期待されています。

製造業の自動化支援:AIによる自動設計ツールで効率化を促進



Robofullは、製造業の自動化を促進するため、構想設計を自動化するAI搭載のITツールを開発しました。「自動化を進めたいが、何から始めたら良いか分からない」という課題を抱える多くの企業に対し、これまでに50件以上の自動化検討を支援。このツールは、製造現場の生産性向上とコスト削減に大きく貢献しています。

あいちスタートアップコンソーシアム「雛の会」の支援



今回の資金調達では、あいちスタートアップコンソーシアム「雛の会」の参画機関である愛知銀行、愛知キャピタル株式会社、愛知県信用保証協会、日本政策金融公庫が連携して支援を行いました。これは、愛知県のスタートアップ支援体制の強さを示す好例であり、地域経済の活性化に大きく貢献するでしょう。

具体的には、愛知キャピタルからの出資に加え、愛知銀行と愛知県信用保証協会からの信用保証付創業支援融資、日本政策金融公庫からの新型コロナ対策資本性劣後ローンを活用した資金調達となりました。

Robofullの今後の展望



今回の資金調達により、Robofullは更なる事業拡大を目指します。具体的には、データベースの拡充、AIツールの高度化、そして営業体制の強化などが挙げられます。これにより、より多くの製造業企業に対し、情報伝達と自動化支援を提供し、日本の製造業全体の競争力向上に貢献することが期待されます。

Robofullの挑戦は、単なる企業の成長にとどまりません。日本の製造業の未来を担う重要な取り組みであり、その成功は愛知県の経済活性化のみならず、日本全体の産業発展に大きな影響を与えるでしょう。今後、Robofullの動向から目が離せません。

会社概要



代表取締役: 山本大氏
所在地: 愛知県名古屋市中村区平池町4丁目60-12 グローバルゲート11F
設立: 2021年1月19日
事業内容: 設備メーカーに対する販売支援、自動化設備の販売
* URL: https://www.robofull.com

会社情報

会社名
株式会社Robofull
住所
愛知県名古屋市中村区平池町4丁目60-12グローバルゲート11F
電話番号
090-3670-0094

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。