山梨県で体験する匠の技
山梨県に位置する老舗ジュエリー会社、アンブローズアンドカンパニーが開催する特別な美術講座「匠の世界にふれる」が注目を集めています。この講座では、同社の代表取締役でありGIA G.G.(米国宝石学会宝石鑑定士)の資格を持つ堀内信之氏が講師を務め、日本の伝統的技法と現代のデザインが融合した珠玉のジュエリー作りの魅力を伝えます。
アンブローズの魅力
アンブローズは1984年に設立され、以来高品質なジュエリーを製造・販売してきました。その中でも「匠コレクション」は、創業当初から集められた作品や技術の結晶で、昨年春にオープンして以来、来館者から高い評価を得ています。この展示室は、匠たちの伝統技術とモダンなデザインのコントラストを楽しむことができる貴重な空間です。
美術講座の詳細
美術講座は、2021年10月12日、14日、18日、19日、21日の5日間にわたり開催される予定です。各回、午前10時と午後2時からの2部制で、定員は各部5名と少人数制となっており、まさに密な体験が可能です。事前予約が必須で、事務所の電話またはウェブサイトから申し込みができます。
職人の技を知る
展示コレクションには、彫金、貴石画、象嵌、ジュエリーの四つのカテゴリに分類された作品があり、それぞれの特徴を体験することができます。その中でも、彫金は基本技術として非常に重要です。金属表面にレリーフを彫り込み、象嵌技法で宝石や異なる金属を組み合わせることで、独自の美を生み出します。アンブローズのジュエリーは、このような日本の伝統技術とモダンデザインの美しい融合体であり、多くの賞も受賞してきました。
受賞歴
なかでも注目すべきは、2016年のJJAジュエリーデザインアワードで内閣総理大臣賞を受賞した「スーパーノヴァ」と、1990年第1回全国統一ジュエリーコンテストで通産大臣賞を受賞した「鶴菱亀甲花瓶」です。スーパーノヴァは、星の一生をテーマにした作品で、宇宙の壮大さをジュエリーで表現しています。一方、鶴菱亀甲花瓶は、日本古来の家紋をモチーフにしたもので、長寿や平和への願いが込められています。
アンブローズの魅力を体感しよう
秋の美しい山梨で、本物のジュエリーに触れ、匠の技を身近に感じてみてはいかがでしょうか。この機会にぜひ、アンブローズアンドカンパニーの魅力と伝統の技術をご体感ください。
会社概要
- - 会社名:アンブローズアンドカンパニー株式会社
- - 所在地:山梨県甲府市川田町アリア202
- - 電話:055-220-1612
- - ウェブサイト:ambrose.co.jp
アンブローズのジュエリーは、世界各国の美術品や原石を常時展示し、来館者を迎えています。修理やフルオーダーのサービスもありますので、お気軽にお問い合わせください。