海の危機を訴え
2026-01-08 17:05:29

小学生が氷点下6度で海の危機を訴える熱意の一日

2025年12月27日、氷点下6度という厳しい寒さの中、盛岡神子田朝市で行われた「黄金雲丹オリジナルラベル販売会」が地元の小学生主導で大成功を収めました。本イベントは、岩手県盛岡市の一般社団法人海と日本プロジェクトin岩手と南侍浜漁業研究会の共同企画により実現。海を介して人とのつながりを深め、次世代へ美しい海を残すことを目指しています。

「黄金雲丹」とは、南侍浜漁業研究会との連携によって作成されたオリジナルラベルのウニで、元々は小学生が2025年夏に参加した「いわてマリンツアー2025 in 久慈」での体験を生かしたプロジェクトです。子どもたちは海の変化やウニの生態について学び、自らの体験を基にイラストに表現しました。この特別なラベルが施されたウニを、実際に販売することで学びを深め、地域の海の危機に対する意識を高める狙いがありました。

当日は、多くの来場者が朝早くから集まり、ブースに並ぶ色とりどりのラベルの「黄金雲丹」を手に取る姿が見受けられました。子どもたちは、厳冬の中お客さんに向けて元気な声を響かせ、ウニの魅力や海の現状について自らの言葉で訴えました。特に、アンダーエイジというスペシャルサポーターが駆けつけ、子どもたちと共に販売を盛り上げる姿は、明るい雰囲気を演出しました。

出店されたイラスト入りの「黄金雲丹」は、ただのウニではなく、子どもたちの思いや学びが詰まった特別な品です。参加した子どもたちも大喜びで、「自分たちの印刷したラベルを見て声をかけてもらえて感動した」という声も上がりました。また、保護者からは「子どもの成長を感じることができ、貴重な経験に感謝」といった声が聞かれ、地域全体での共感の輪が広がっていることを実感させられました。

来場者の中には、寒さを忘れるほどこの日のイベントに心を動かされた方も多く、「こんなに強い気持ちで海の現状を伝える子どもたちがいることに感動した」と話す人もいました。あらためて、海を取り巻く環境問題について考えるきっかけとなったイベントは、地域の未来を担う子どもたちのアクションとして、重要な意義を持っていました。

この「黄金雲丹」販売会は、海と日本プロジェクトが推進する運動の一環として、子どもたちが未来のためにできることを探る試みでした。来年以降も、子どもたち自身が自分たちの言葉で伝え、行動できる機会を増やし、地域の海を次代へつなぐ意識を高めていくことが求められています。

一般社団法人海と日本プロジェクトin岩手は、海への興味を育むためにさまざまな活動を行っており、次世代を支えるための基盤作りに従事しています。岩手の海を守り、未来に向けた行動を促進するための「黄金雲丹」プロジェクトは、まさにその象徴と言えるでしょう。


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