「DAVID LAYER」がパリ・コレクションへ初出展
滋賀県が誇るオーダースーツ専門店「DAVID LAYER」は、特筆すべき動きを見せています。代表の伴野友彦氏と弟の彰洋氏が共同で立ち上げたこのブランドは、2023年9月に開催されたミラノファッションウィークに続き、世界的な舞台である「パリ・コレクション FWSS 2024」への参加が決まりました。この出展は、特に日本人男性テーラーとして初の快挙となります。
出展に向けた思い
「DAVID LAYER」の出展は、創業当初からの長年の夢でした。パリとミラノのコレクションへの参加を果たした日本人テーラーは彼らが初めてであり、その背景には数多くの挑戦と努力があったと言えます。今回の出展では、日本とフランスの文化を融合させ、独自の世界観を持つオリジナルスーツを披露する予定です。
自信を持つイタリアンスタイルのスーツ
「DAVID LAYER」は、イタリアンスタイルを取り入れたスーツ作りが得意で、細身で体にフィットしたシルエットが特長です。生地はイタリア、イギリス、日本を中心に15,000種以上を取り揃え、裏地やボタンも合わせると1,000種以上から選べます。また、全国的にもここでしか手に入らない生地も多く揃っており、オーダースーツは42,900円(税込)から手に入れることができます。
コロナ禍における支援活動
当ブランドは、新型コロナウイルスの影響でマスクが不足していた時期に、世界7か国の日本人学校に和柄のオリジナルマスクを寄贈しました。このマスクは、日本文化を感じさせるデザインで、多くの子供たちに喜ばれました。この時の経験が、今回の新作スーツへのアプローチにも影響を与えています。新作では、日本とフランスの素材を融合させたスーツを提案する予定です。
東京に第2店舗、DAVID LAYER TOKYOのオープン
「DAVID LAYER」は、全国出張採寸を行っており、北海道から沖縄までの広範な顧客を持っています。この度、2024年6月には、東京都渋谷・代官山エリアに第2店舗となる「DAVID LAYER TOKYO」をオープンしました。これにより、さらに多くの顧客と接点を持つことができ、ブランドの認知度向上にもつながるでしょう。
繋がる全国の誇り
特に、滋賀と東京を拠点としつつ、世界で活躍する「DAVID LAYER」の挑戦からは目が離せません。彼らが提案するのは、ただのスーツではなく、「憧れの自分を演出する」世界に一着だけの特別なスーツです。
今後も、滋賀県発のこのブランドの新たな挑戦には注目が集まりそうです。また、公式ウェブサイトやSNSで最新情報を確認することもお勧めです。