アイザック、電話DX事業を分社化しグラハム社を新設
アイザック株式会社(東京都渋谷区)は、自社の電話DX事業「オトコル」を分社化し、グラハム株式会社を設立しました。これは全ての挑戦者が働き続けたいと思える環境を提供するための戦略の一環です。代表取締役には同事業責任者の大岩純也氏が就任し、今後の事業拡大に期待が寄せられます。
分社化の背景
アイザックは創業以来、「世の中を、実験しよう。」を使命に掲げ、多岐にわたる事業の拡大を進めてきました。創業10周年を迎え、組織の成長に伴い、より迅速かつ独立した意思決定が求められるようになりました。このような背景から、既存事業の分社化を計画し、2025年春にはAIパートナー事業を担うAimy株式会社も設立しました。
グラハム株式会社の設立は、電話DX事業をさらに強化するための重要なステップです。グループ会社として独自の文化を形成し、専門性を発揮することで、より多様なビジネスモデルを実現することを目指します。
グラハムの概要とビジョン
グラハムは、電話業務を自動化するクラウド型のSaaS「オトコル」を開発・運営しています。このサービスは、督促やリマインド、アンケートなど、これまで人手が必要だった業務を効率化し、企業の業務改善に寄与してきました。特に、テクノロジーによって再定義された電話業務は、依然多くの企業にとって重要な位置を占めています。
「チャンスが、逃げない世界へ。」というビジョンのもと、グラハムはすべての挑戦が報われる社会を目指し、ビジネスの機会損失を解消する新たなサービス展開を検討しています。
今後の展開予定
これからグラハムでは、「オトコル」のさらなる機能拡張および新プロダクトの開発に取り組む予定です。特に、電話業務にまつわる社会的な課題を解決するために、企業向けのサービス提供を強化し、ビジネス環境の改善に寄与することを目指します。
また、情報セキュリティについても十分配慮し、顧客接点を扱うプロダクトとしての信頼性を確保します。新たなスタッフの採用も進めており、CXO候補を中心により強力なチームを築く意向です。
代表者のコメント
グラハム代表の大岩純也氏は、「オトコルを引き継ぎグラハムとして新たにビジネスを展開できることをうれしく思っています。今後は電話業務の効率化を進め、ビジネス環境の機会損失を軽減させるために全力を尽くしたい」とコメントしています。
まとめ
アイザックが進める分社化の試みは、企業の成長戦略として注目されており、グラハムの設立によって新たな可能性が広がります。電話DX事業の展開を通じて、今後のビジネス界にどのような影響を与えるか、期待が高まります。
企業情報として、アイザック株式会社は2015年12月に設立され、東京都渋谷区を拠点にWebサービスの開発・運営を行っています。公式サイトやSNSを通じて、今後の展開に関する最新情報が発信される予定です。