農産物の新しい形
2022-04-18 17:16:05

デジタル技術で変わる農産物直売所の未来とは

農産物直売所の未来を切り拓く『デジベジ』



グッド・アグリテクノロジーズ株式会社(本社:仙台市)は、2022年3月にリリースしたサービス『デジベジ(DX for Fruits and Vegetables)』を通じて、農産物直売所の運営を変革しています。このシステムは、AI機能を搭載したカメラ付きのIoT端末を設置し、生産者が持ち込む農産物の状況をリアルタイムで把握することを可能にします。これにより、既存のシステムでは困難だった販売活動や出荷調整を自動化することができ、店舗の運営の効率性が大きく向上します。

デジベジの特長



1. 売上向上と販売促進



出荷生産者は専用アプリを通じて売場の状況を確認でき、さらにAIが生産者と連携し作付けや生育状況を自動でヒアリングします。これにより、出荷依頼を個別に行うことが可能となり、店舗の売上向上を実現します。また、InstagramやTwitterなどのSNSと連携して売場情報を自動発信するツールとしても使用できます。

2. スタッフの作業負担軽減



独自に開発された青果物識別AIが、売場の状況報告を自動化します。これにより、店舗スタッフは手動で行っていた連絡業務から解放され、作業負担の軽減が図れます。さらに、蓄積データを活用した販売予測により、生産者向けの作付け計画も最適化が可能です。

3. 低コストでの導入



デジベジは初期費用が0円から始められる低コストプランを用意しています。これにより、農業界全体への導入ハードルを下げ、多くの店舗が効率化の恩恵を受けることを目指しています。

背景にある課題



グッド・アグリテクノロジーズの設立背景には、日本の農業が抱える様々な課題があります。農業人口の減少や高齢化、低い食料自給率など、これらの問題を解決するために、農業生産者の所得向上が求められています。従来の流通構造の改革を通じれば、生産者はより多くの収益を上げることができると考えています。デジベジは、産直流通を活性化し、農産物直売所の運営を支えることで、消費者、店舗、生産者が共に利益を享受できる仕組みを提供します。

グッド・アグリテクノロジーズとは



グッド・アグリテクノロジーズ株式会社は、2021年に設立され、田口和弥社長と吉丸直登取締役が率いる企業です。彼らは、農業生産者に寄り添った技術開発に情熱を注いでおり、『GOOD TECHNOLOGY MAKES FARMERS HAPPY.(良い技術は農家を幸せにする)』をテーマに掲げています。彼らの取り組みを通じて、日本の農業が明るい未来を迎えることが期待されています。

さらなる展望



デジベジはリリース以来、すでに3店舗に導入されており、今後もさらなる展開が見込まれています。顧客からの要望に応じて、迅速な対応を行い、農業界全体の利益向上に繋がるサービスを提供し続けることを目指しています。これからの農業がどのように変わるのか、その進展が非常に楽しみです。

会社情報

会社名
グッド・アグリテクノロジーズ株式会社
住所
宮城県仙台市若林区大和町1-2-15 STビル1階
電話番号
022-253-6410

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