2025年1月19日(日)、東京の名門進学塾である鉄緑会とキャリアデザイン専門のコンコードエグゼクティブグループが共同で、「ビジネスエリートのキャリア戦略―自分の好きや志を通じて、社会に貢献する―」という特別キャリアセミナーを開催しました。今回は鉄緑会で講師を務める学生を対象に、キャリア形成に関する貴重な知見が伝えられました。 鉄緑会は東京大学や国公立大学医学部への圧倒的な合格実績を誇る進学塾であり、参加した学生たちの高い意識と意欲が印象的でした。
セミナー詳細
セミナーは二部構成で行われ、第一部ではコンコードエグゼクティブグループのCEOである渡辺秀和が基調講演を実施しました。彼は「ビジネスエリートが実践するキャリア設計法」と題し、自身の経験をもとにキャリア設計の重要性について述べました。
渡辺は「選択する仕事で人生は大きく変わる」というメッセージから始まり、以下のポイントに焦点を当てました:
1.
好き嫌いを大切に選ぶこと:自身の興味や情熱を反映したキャリア選択が重要であると強調。
2.
キャリアの階段を作ること:達成したい目標に向けた具体的なステップを考えることで、選択が容易になる。
3.
尖ったキャリアと丸いキャリアの違い:専門的なスキルだけでなく、幅広い知識も重要。
4.
若いうちに頑張ること:キャリアの自由度を高めるためには初期の努力が不可欠。
5.
社会に出る準備:「良循環」に乗るための意識を持つ必要がある。
この講演は参加者から大きな反響を呼び、今までにない視点でのキャリア設計に関する洞察が得られたと多くの声が挙がりました。
第二部のキャリア体験談
続いて、第二部では鉄緑会の講師経験者たちによるリアルなキャリア体験談が共有されました。こちらには、コンサルタントとして活躍するS氏と、プライベートエクイティファンドで働くT氏が登壇し、自身の仕事の内容や社会で成功するために必要な価値観について語りました。彼らの経験を通じて、鉄緑会での指導経験がどのように活きているのか、中高生や大学生に向けたアドバイスもいただきました。特に印象深かったのは、就職活動の重要性や具体的な戦略についての話で、これからのキャリアに対する希望を感じられたという声が多かったです。
参加者の声
学生たちからは、キャリアに関する初めての真剣な学びの機会となったとの感想や、選択の重要性が強調されたことへの感謝の言葉が寄せられました。「キャリアの階段」のコンセプトは特に印象に残り、自分の目指す方向性を明確にする手助けとなったという意見が多数ありました。また、「好き嫌い分析」を通じて新たな自己理解を得る機会ともなり、キャリア形成への自信を高めることができたとする声も多かったです。
今後の展望
コンコードエグゼクティブグループは、学生に向けたキャリア教育活動を今後も推進していく考えです。彼らの目指す「未来をつくるリーダー」の育成を支援するため、さまざまな企画を展開する意向を示しています。参加学生たちが自らのキャリアを積極的にデザインしていくための場を提供し、社会に貢献できる人材の育成を目指します。