映画『花束』とNPO法人Learning for Allの共演
2023年10月21日、東京・恵比寿で特別なイベント「Hanataba Fes vol.1」が開催されます。このフェスは、映画『花束』の制作チームが主催し、認定NPO法人Learning for Allと連携して行われるものです。映画の内容や制作の裏側を通じて、子どもたちや若者が抱える社会課題に焦点を当て、多様な視点からのディスカッションを行う場となります。
このイベントの目玉は、映画『花束』に出演する音楽家・小林武史さんとの対談です。この対談では、『花束』の制作秘話や、映画が描く虐待、貧困といったテーマについて深く掘り下げる予定です。特に、親を頼れない子どもたちの現状を知り、どのように支援したり、社会を変えていけるのかを考えることを目的としています。
映画『花束』の背景
『花束』は、サヘル・ローズが監督を務め、児童養護施設で育つ若者たちの複雑な感情や思いを、ドキュメンタリー形式で描いた実験的な映画です。この映画には、実際に児童養護施設で育った8人の青少年が登場し、彼らの特異な体験を基に物語が展開されます。表面上は普通の青少年に見える彼らの背後には、かけがえのない記憶と経験が隠されています。
映画内では、出演者たちが自らの過去に向き合い、その中で得た教訓や思いを表現しています。これは、現代日本における社会的な問題を浮き彫りにし、観客に深い感銘を与えることでしょう。特に、児童養護施設の現状や里親制度が抱える課題は、今後も継続して議論されるべきテーマです。
イベントの開催詳細
- - 開催日程: 2023年10月21日 19:00-21:00
- - 開催場所: グレイドパーク恵比寿
東京都渋谷区恵比寿南 3-1-24 シティスクエア恵比寿 1F
アクセスマップ
JR各線「恵比寿駅」西口から徒歩5分、東京メトロ日比谷線「恵比寿駅」5番出口から徒歩2分
- - 参加費用: 3,800円
- - 定員: 100名
登壇者の紹介
イベントには、映画『花束』の監督であるサヘル・ローズや、エグゼクティブプロデューサーの岩井俊二なども登壇します。サヘルはイラン出身で、孤児院での経験を持つ彼女自身のストーリーもイベントの重要な要素となるでしょう。また、児童養護施設を支援する活動を行う李炯植と佐東亜耶もこのイベントに関与し、子どもたちの未来を考える貴重な意見を聞くことができる貴重な機会です。
申し込み方法
参加を希望する方は、以下のリンクからお申し込みください。
Hanataba Fes vol.1 申し込みページ
このイベントは、現状の社会問題を見つめ直す貴重な機会であり、多くの人々が参加することで意識啓発につながることを期待しています。みなさんもぜひ足を運んで、共に考える時間を過ごしましょう。