ホワイトデーの魅力
2013-02-25 19:40:22
ホワイトデー誕生秘話と博多発スイーツの魅力
ホワイトデーの起源と博多発スイーツの魅力
ホワイトデーは毎年3月14日に行われる、バレンタインデーに贈られたチョコレートに対するお返しの日として知られています。その起源は、博多に本社を置く「石村萬盛堂」に由来することをご存知でしょうか?今回は、ホワイトデーの生まれた経緯と、同社が提供するスイーツの魅力についてお伝えします。
ホワイトデー誕生の背景
ホワイトデーは「マシュマロデー」として昭和53年に誕生しました。そのきっかけは、石村萬盛堂の社長である石村僐悟氏が、少女雑誌で「男性からバレンタインデーのお返しがないのは不公平」といった記事に出会ったことです。この投稿が発端で、「マシュマロをお返しする文化」を創り出すきっかけとなりました。
石村氏は、博多銘菓「鶴乃子」を主力商品として和菓子屋としてのビジネスを展開していたため、マシュマロを通じて男性から女性へ感謝の気持ちを伝えることは、彼にとって新たな挑戦でもありました。彼は、マシュマロにチョコレートを包んで「君からもらったチョコレートを、僕の優しさで包んでお返しする」というコンセプトを持ち込み、百貨店「岩田屋」に提案しました。
社内での話し合いと日付の決定
その後、ホワイトデーの日付を決めるために社内の女性スタッフを集めて企画会議が行われました。提案されたのは、バレンタインデーからの逆算で3月14日や、1週間後の2月21日などの候補でした。しかし、実際からの販売や製造の観点から、3月14日が最も適しているとの声が上がり、この日がホワイトデーとして定着しました。
昭和53年にスタートしたこの日を、「マシュマロデー」として開始しましたが、その後数年は厳しい販売状況が続きました。
ホワイトデー文化の確立
数年後、百貨店から「マシュマロだけではなく、バリエーションを増やしてほしい」というリクエストがあり、ついに「ホワイトデー」という名称に変更されることになりました。これにより、マシュマロ以外のお菓子も贈られるようになり、他業界でも参加が広がり、現在のホワイトデー文化が形成されていきました。
スイーツを通じたコミュニケーション
石村萬盛堂は、スイーツを通じて気持ちを伝えることの大切さを訴えています。2013年のホワイトデーでは「気持ちを伝えるって楽しい!」をテーマに、親しい人への感謝や愛情をお菓子で表現しようとしています。特に「CAFE MARCHE」では、色とりどりのマカロンやカップケーキなどがラインナップされています。
「もらったチョコレートを優しさで包んでお返し!」というコンセプトの下、味や見た目の多様性を持つお菓子が揃えられています。スイーツを通じて、普段は照れくさくて言いづらい気持ちを素直に伝えるきっかけになることを願っています。
まとめ
ホワイトデーが博多から始まったことや、石村萬盛堂のスイーツの背景を知ることで、今年のホワイトデーをより特別なものにしてみてはいかがでしょうか。大切な人への感謝の気持ちを、スイーツを通じて伝えてみましょう。伝えたい思いと共に、お菓子を選ぶ楽しさを体験してください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社 石村萬盛堂
- 住所
- 福岡県福岡市博多区須崎町2-1
- 電話番号
-
092-962-5000