新しい消費者教育
2021-10-05 14:30:44
18歳成人時代の新たな消費者教育教材が登場!その内容とは?
18歳成人教育を考える新教材『18歳』の全貌
2022年4月から成人年齢が18歳に引き下げられ、若者の消費者トラブルが懸念されています。この状況を受け、教育図書株式会社が制作した新しい映像教材『18歳』が登場しました。この教材は、消費者教育に特化しており、若い世代が直面する「自由と責任」について深く考えることを目的としています。
教材作成の背景
新たな法律が施行されることで、若者が自らの意志で契約を結ぶ機会が増える一方で、その結果としてトラブルに巻き込まれるリスクも高まります。大人になることの意味を理解し、適切に行動する力を育てるために、今回の教材は企画されました。単なる知識の習得ではなく、感情に訴えかけ、心に響く内容を追求しています。
映像教材の内容と特徴
映像教材『18歳』は、短編映画形式で制作されており、豊かなストーリー構成が特徴です。物語の主人公は18歳のユミ。彼女は法律が変わることで成人になりますが、内心では自分の成長に不安を抱えています。大人の特別な世界に誘われることで、ユミは自分自身と向き合い、成長していく姿が描かれています。
映像のクオリティも非常に高く、監督として知られる犬童一利氏が携わり、脚本は守口悠介氏が担当しています。視覚的にも楽しめる内容でありながら、しっかりとした教育効果が期待できる作品になっています。
視聴方法と購入情報
この教材は、教育図書の動画配信サービス「Kオンデマンド」で視聴が可能です。定価は3,850円(税込)で、本編の視聴可能期間は2ヵ月。中学校や高等学校の授業において、家庭科や社会科、あるいはホームルームなどで活用されることを想定しています。教材はただの知識提供ではなく、未来を生きる若者たちが、どう生きていくかを真剣に考えるきっかけとなることでしょう。
監督犬童一利氏の意図
犬童一利監督は、教育的側面を重視しつつ、視覚的な楽しさも大切にしています。彼の過去作からも、人間の感情や成長を丁寧に描くことが評価されています。この教材を通じて、単なる知識を超えた深い理解を若者にもたらすことを目指しています。
教育図書株式会社について
教育図書株式会社は、1942年に設立された専門教科書会社で、検定教科書の制作から社外学習および映像教材の開発に取り組んでいます。新たな情報や技術を学校教育に取り入れ、生徒たちの未来を見据えた教育を提供しているのです。公式ウェブサイトでは、教材の購入や詳細な情報が閲覧できます。
若い世代が健全な消費者として成長するために、この教材が貢献することを期待します。
会社情報
- 会社名
-
教育図書株式会社
- 住所
- 東京都千代田区神田小川町3-3-2マツシタビル4F
- 電話番号
-
03-3233-9100