信州の里山で育む!冬のこども山賊キャンプが今年も開催!お正月体験も満載
長野県南部の泰阜村にあるNPO法人グリーンウッド自然体験教育センターが主催する「冬の信州こども山賊キャンプ」が、今年も12月26日から1月6日にかけて開催されます。
このキャンプは、全国の小中学生を対象に、信州の豊かな自然の中で、もちつきや焚火、そり滑り、山探検など、さまざまな体験を通して、心身ともに成長を促すことを目的としています。
昔ながらの日本の正月を体験!
中でも人気なのが、大晦日から元旦にかけて開催される「お年とりコース」です。
このコースでは、こどもたち全員で、おせち料理を作り、お餅をつき、おそばを打ち、年越しそばを味わうなど、昔ながらの日本の正月の伝統的な行事を体験できます。
夕食はみんなで楽しくパーティーを行い、夜は近くの寺院で除夜の鐘をついて、新年を迎えます。
現代では、多くの家庭で、おせち料理を手作りしたり、餅つきをする機会が減っているため、こどもたちにとって貴重な体験となるでしょう。
こどもたちの主体性を育む!
「信州こども山賊キャンプ」では、こどもたちが主体的にキャンプを運営することを大切にしています。
スケジュールは、こどもたちの話し合いで決定し、食事もメニュー作りから調理まで、こどもたち自身で行います。
「きもだめし」や「キャンプファイヤー」の内容も、司会進行も含めて、すべてこどもたちが考え、実行します。
こどもたちは、自分たちで考え、行動することで、主体性や協働力を育み、創造力を開花させることができます。
自然と触れ合い、五感を刺激する!
信州の里山は、こどもたちの五感を刺激する、最高の遊び場です。
雪が降ると、ちょっとした山登りも大冒険に変わります。
自然の中で遊ぶことで、こどもたちは、想像力を豊かにし、体力向上にもつながります。
こどもたちの声は宝!
近年、こどもたちの遊ぶ声が騒音と捉えられ、公園が廃止されたり、こどもの行動が制限されるケースが増えています。
しかし、泰阜村では、こどもたちの遊ぶ声が村の活気につながると考えられています。
村のお年寄りたちは、こどもたちの声に元気をもらっており、キャンプのために、地元の野菜を提供してくれる方もいるそうです。
「信州こども山賊キャンプ」は、文部科学省、長野県、長野県教育委員会などの後援も得ており、地域ぐるみでこどもたちの成長を支援しています。
こどもたちの未来のために
現代のこどもたちは、家の中でテレビやゲームに多くの時間を費やし、外で遊ぶ機会が減っています。
「信州こども山賊キャンプ」は、そんなこどもたちに、自然の中で思いっきり遊び、友達と協力し、自分たちの力で何かを作り上げる喜びを体験できる場を提供しています。
このキャンプを通して、こどもたちが主体性、協働力、創造力、対話力を育み、未来を創造できる人材に成長することを願っています。
イベント詳細
開催場所
長野県下伊那郡泰阜村NPOグリーンウッド施設他
開催日時
12/26-30(4泊5日)、12/30-1/3(4泊5日)、1/3-1/6(3泊4日)
参加費用
3泊4日41,000円/4泊5日54,500円
プログラム・内容
12/26~1/6までの期間に、4つのコースを開催。中でもお年取りコースは、おせちを作り、そばを打ち、年越しのタイミングで除夜の鐘を打ちに行くなど、まさに「正月」を楽しみつくすキャンプ。毎年「年越しは山賊キャンプで!」というこどもたちが集まってきます。
それ以外にも、やすおか村の19ある地区の中のひとつでキャンプをする「行こうぜやすおか19コース」など4つのコースがあります。
参加方法
申し込み方法:山賊キャンプ特設HPよりお申込みください。
https://www.greenwood.or.jp/sanzokuwin/
参加定員:[各組20~30人]
申し込み締切日:[11/30]
コメント
[担当者イメージ]
[NPO法人グリーンウッド自然体験教育センター/事務局長齋藤新]
「こどもが外で思う存分、身体を使って、友達と遊ぶ。そんな当たり前だったことが、今では場所も時間も無くなってしまいました。こどもは【遊ぶ】ことで、主体性を育て、協働を学び、創造力を養います。山賊キャンプはそんなこどもの育ちを保障する場を40年間創り続けています。」