株式会社サンクゼールの韓国現地法人設立
株式会社サンクゼールは、長野県飯綱町に本社を構える食品製造小売企業であり、最近、韓国に現地法人を設立したことを発表しました。この決定は、同社のコーポレートスローガン「愛と喜びのある食卓をいつまでも」をグローバルに実現するための重要なステップです。
設立の背景
サンクゼールは、数年前から韓国市場への進出を視野に入れ、継続的に市場調査を実施してきました。調査を通じて、韓国消費者のニーズと自社の提供価値との親和性が高いことが明らかになり、韓国における現地法人の設立を決定しました。この法人設立により、現地市場の変化に柔軟に対応でき、より機動的な事業運営が可能になります。
現地法人の目的
設立された現地法人の名は「St. Cousair Korea Co., Ltd.」で、韓国ソウル特別市に拠点を置きます。この法人は、日本の「うまいもの」を世界に届けると同時に、韓国の優れた食品を海外へ発信する役割を果たします。サンクゼールは、両国の食文化の架け橋を目指し、更なる成長を目指しています。
会社の概要
- - 会社名: St. Cousair Korea Co., Ltd. (주식회사 산쿠제르코리아)
- - 所在地: ソウル特別市城東区往十里路410,153タワー棟803号
- - 代表者: 刘 玥(LIU YUE)
- - 事業内容: 食品販売業
- - 資本金: 1億ウォン(約11百万円相当)
- - 設立日: 2025年9月5日
- - 事業開始日: 2025年10月(予定)
今後の展望
設立された現地法人は、韓国市場でのさらなる展開を目指しており、この取り組みが同社の持続可能な成長につながると考えています。2026年3月期の業績への影響は軽微と予測されていますが、必要に応じて情報開示を行うとしています。
サンクゼールは、国内市場での成功を維持しつつ、海外市場でも同様の成果を上げるべく努力を続けます。今後、海外の販売拠点の拡充やグローバル人材の育成を進め、企業価値を向上させることを目指しています。
会社の紹介
株式会社サンクゼールは1979年に設立され、食品製造や販売を行う企業で、全国に「久世福商店」や「St.Cousair」といった専門店を展開しています。オンラインマーケットプレイス「旅する久世福e商店」を運営し、顧客への直接販売も強化しています。
この新たな挑戦は、サンクゼールが日本の食文化を韓国を通じて広めるだけでなく、韓国の魅力的な食品を世界に発信する新しいきっかけとなるでしょう。株主や顧客にとっても、今後の展開が楽しみになることでしょう。