ジョルジオ・サウリーニの「ROMANs」展が南青山に登場！楽しさと深さを同時に感じるアート体験

ジョルジオ・サウリーニ／ROMANs アート展

2026年1月27日から2月1日まで、東京都港区南青山のサロンドフルールギャラリーで開催される「ジョルジオ・サウリーニ／ROMANs アート展」は、イタリア人アーティストのジョルジオ・サウリーニによる現代アートの魅力を存分に味わえる貴重な機会です。

ROMANsとは？

「ROMANs」は、現代的な色彩やアイコンを駆使したアートシリーズであり、ポップアートの文脈の中で「現代を生きる人間の姿」を描き出します。そのユニークな表現は、一見すると軽快で親しみやすいものですが、内包されているテーマは深いものがあります。権威や消費社会、個人のアイデンティティなど、鑑賞者にその都度異なる解釈を促す作品群が揃っています。

展覧会では、特にこの「ROMANs」の代表作を中心に、タツノコプロとのコラボレーション作品や新作も展示されます。最近のアートシーンにおいて注目されるサウリーニの視点を楽しむことができるでしょう。

展覧会詳細

- 会期：2026年1月27日〜2月1日
- 会場：東京都港区南青山5丁目7-25 サロンドフルールギャラリー
- 入場：無料

特別展示作品のご紹介

1. 「ハクション大魔王」
タツノコプロの人気アニメ「ハクション大魔王」とのコラボ作品です。この作品では、魔法の壺から飛び出す不思議な魔法使い「ハクション大魔王」がギャグ満載のストーリーを織り成しています。放映当時の子どもたちに、大いに愛されたキャラクターがどのように新たな形でアートに表現されるのか、楽しみです。

2. 「固定概念」
この作品では、頭の中で消えない想念についての深い考察が描かれています。心の中の妨げとなる想念を取り除くためには、自分自身をしっかり見つめ直す必要があるというメッセージが込められています。この作品を通じて、観者は自己省察の機会を得ることができるでしょう。

ジョルジオ・サウリーニについて

ジョルジオ・サウリーニは1984年生まれで、現在ローマに在住しています。ローマ大学でグラフィック・マルチメディア・デザインの学位を取得し、芸術一家に生まれ育った彼の作品は、伝承された技術と現代の視点が融合したものです。彼のファミリーは、1800年代初頭から活動を続けている有名なカメオ彫刻家でもあり、その影響を受けながら独自の表現を追求しています。