スイーツ甲子園ふくしまチャレンジカップ開催!
今年も大盛況のうちに開催された「スイーツ甲子園 ふくしまチャレンジカップ」の決勝大会が、8月20日にJヴィレッジ(楢葉町・広野町)で行われました。このコンテストは、福島県の大熊町、富岡町、楢葉町、広野町の特産品を使って高校生たちが腕を競うもので、全国から多くの高校生が参加しました。注目の特産品、キウイ、パッションフルーツ、サツマイモ、バナナをテーマにしたレシピが競われました。
今年の大会には、721組から12組のファイナリストが選出され、120分間にわたる厳格な調理審査が行われました。審査員は4名の一流シェフで、各部門ごとの最優秀賞が決定されました。受賞者の作品は、特産品を最大限に生かしたクリエイティブなスイーツで、多くの参加者がその出来栄えに驚かされました。
各部門の最優秀賞受賞者
- - キウイ部門(大熊町賞): 佐藤玲奈さん(神奈川・湘南高等学校)
- 作品名: 「キウイのタルトレット~福島より3色の贈り物~」
- - サツマイモ部門(楢葉町賞): 濱部ゆらさん・野元侑里さん(鹿児島・神村学園高等部)
- 作品名: 「Da Fukushima al mondo」
- - パッションフルーツ部門(富岡町賞): 本田美月さん・坂越椿姫さん(熊本・慶誠高等学校)
- 作品名: 「summer passion」
- - バナナ部門(広野町賞): 井元ひよりさん・毛利美琴さん(熊本・慶誠高等学校)
- 作品名: 「tarte’a la banane」
受賞者には、特に光栄な副賞として、受賞シェフと共に各町の特産品を使用した新しいスイーツの開発が贈られました。この作品は、来年2月に東京・代々木公園で開催される「ふくしまスイーツフェスティバル」で販売予定です。このフェスティバルは、地域の特産品を広める貴重な機会となります。
大会の背景
「スイーツ甲子園 ふくしまチャレンジカップ」は、震災からの復興を支援する目的で昨年からスタートしました。今年で第17回を迎える「スイーツ甲子園 高校生パティシエNo.1決定戦」の姉妹コンテストとして位置付けられています。この大会を通じて、若い才能がスイーツの世界で輝き、同時に地域資源を活用したイベントが開催されることで多くの方々に福島を知ってもらい、経済の活性化にも寄与することが期待されています。
放送情報
決勝大会の模様は、BSフジにて9月29日(日)午後5時から特別番組として放送されます。ぜひご覧ください。公式サイトでは大会の詳しい情報や受賞作品なども紹介されていますので、興味がある方はチェックしてみてください。
公式サイト
地域に根ざしたスイーツが新たな物語を紡ぎ出し、今後の展開に目が離せません。受賞した高校生たちがいかなるスイーツを生み出すのか、期待が高まります!