ハロー!ベビーボックス
2025-09-25 13:26:25

セーブ・ザ・チルドレンが新生児支援「ハロー!ベビーボックス」の受付を開始

セーブ・ザ・チルドレンの「ハロー!ベビーボックス」プログラム


公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが、2025年秋から始まる新生児育児支援「ハロー!ベビーボックス」の応募受付を、2025年9月25日正午から開始します。このプログラムは、健康で安心、安全な環境で子どもを育てることを支援することを目的としており、特に経済的困難を抱える妊産婦に向けて新生児用育児用品を無償で提供します。

新生児育児の実情


セーブ・ザ・チルドレンの調査によると、経済的に厳しい状況にある家庭では、約半数の保護者が紙おむつを購入できなかった経験があるとされています。また、子育てをする中で孤独感を感じている方が7割以上という驚くべき結果が明らかになりました。日本政府も出産・子育て応援交付金の制度を2023年から実施していますが、依然として「もっと支援が必要」という声が多く聞かれます。

支援内容


「ハロー!ベビーボックス」では、以下の育児用品が無償で提供されます:新生児用またはSサイズのオムツ、無添加衣類用洗剤、ベビーソープ、おしりふき、新生児用肌着セット、入浴布、ガーゼハンカチ、体温計、ガラガラ、リラックスグッズなど。なお、提供されるアイテムは若干の変更がある可能性があり、合計750箱の数量限定となっているため、早めの応募をお勧めします。

応募条件


申し込みの対象者は、妊娠22週目から産後1ヶ月程度の方で、日本国内に居住し、特定の条件を満たす必要があります。具体的には、若年妊娠や多子世帯、ひとり親、知的障害や精神疾患を持つ妊産婦、または公的支援を利用できない難民などの状況にあたる方が優先されます。それに加え、収入条件を満たす必要もありますが、いくつかの例外がありますので詳細を確認することが必要です。

応募方法


応募はオンラインフォームから行えますが、インターネット環境がない場合は郵送での申し込みも可能です。応募期間は2025年9月25日から11月14日までで、詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。また、問い合わせは指定のフォームかメールで行うことができます。

セーブ・ザ・チルドレンと子どもの貧困


セーブ・ザ・チルドレンは、2010年から日本国内の子どもの貧困問題に取り組んでおり、主に3つの柱「直接支援」「社会啓発」「政策提言」を中心に活動しています。これまでに4000箱以上の支援を行っており、「ハロー!ベビーボックス」はその取り組みの一環として、妊産婦を助けるために設計されています。

子どもが健康に成長できる環境を整えることは、未来の社会を形成するために欠かせない要素です。多くの妊産婦が、この支援を受けることを希望しています。ぜひ周囲にもこの情報を広め、必要とされる方に届くよう、皆で協力して参りましょう。


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会社情報

会社名
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
住所
東京都千代田区内神田2-8-4山田ビル4階
電話番号
03-6859-0070

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