Flora社が推進！睡眠データを活用した月経周期予測の新たな研究

Flora社が進める睡眠データを用いた月経周期予測研究

Flora株式会社は、パラマウントベッド株式会社のパラマウント睡眠研究所と連携し、月経周期予測に関する新しい研究を開始しました。この研究では、Floraが提供する睡眠計測センサー「Active Sleep ANALYZER」を使用して、睡眠データから女性の月経周期を予測する可能性を探ります。

増加する妊活ニーズとその課題

近年、女性の社会進出や晩婚化が進む中、多くの女性が体調管理や妊活に取り組んでいます。しかし、月経周期を正確に把握する手段は依然として限られており、主に基礎体温の測定に依存しています。このような背景から、パラマウントベッド睡眠研究所は、睡眠中に計測可能なデータを活用して月経周期を予測する新しい方法に着目しました。

研究の詳細

この研究は2024年の9月から12月にかけて行われ、25〜39歳の女性70名が参加します。これらの女性は月経周期と睡眠環境において一定の条件を満たす必要があります。参加者は「Active Sleep ANALYZER」と専用アプリ「Active Sleep」を用いて、日々の睡眠データを計測します。Floraは、これらのデータを自社システムで記録し、月経周期との関連性を分析します。

Floraの提供するシステムは、手動で行っていた体調変化や睡眠に関するデータ収集を自動化し、正確かつ効率的にデータを取得することを可能にします。これにより、参加者の月経周期に合わせたデータを迅速に解析できるようになります。

詳しい情報はこちらをクリック。

今後の展望

この研究を通じて、Floraとパラマウントベッドは睡眠データを基にした月経周期予測の精度向上を目指します。従来の妊活中の女性だけでなく、健康管理に関心を持つ全ての女性が、自身のホルモン周期を簡単に把握できる手段を提供することを目指しています。さらに、Floraは女性の健康データの収集・解析を進めることで、個々の健康状態に主体的に向き合うサポートを行い、「Empowering Women through Data」という企業のミッションを加速させていく所存です。