ENEOSとWAKOの太陽光発電協業
2024-06-27 13:43:28

ENEOSとWAKOグループが中国・四国エリアで高圧太陽光発電開発で協業開始 - 2027年までに49MW規模のメガソーラーを建設 -

ENEOSとWAKOグループ、中国・四国エリアで高圧太陽光発電開発で協業開始



ENEOSリニューアブル・エナジー株式会社(以下「ERE」)と株式会社WAKO(以下「WAKO」)、株式会社ALLアセットパートナーズ(以下「AAP」)は、中国エリアおよび四国エリアにおいて、バルクスキームによる高圧太陽光発電所の開発で協業することを発表しました。

今回の協業では、WAKOグループが開発・建設した太陽光発電所をFIP転換し、EREが譲り受ける形で、AAPがO&Mを担います。2026年までに88件、合計49MW規模の発電所を順次建設し、2027年中に運転を開始する予定です。発電された電力は、将来的にオフサイトコーポレートPPAによって企業などに供給される計画です。

再生可能エネルギー拡大に向けた取り組み



再生可能エネルギーへの転換が加速する一方で、国内における大規模太陽光発電所の適地は減少傾向にあります。加えて、FIT価格の低下も発電所開発を困難にする要因となっています。

このような状況下において、本事業は地域に密着し、未利用地の有効活用に長けたWAKOグループと、発電所開発、蓄電池活用、コーポレートPPAによる売電に強みを持つEREグループが連携することで、再生可能エネルギーの拡大を促進する取り組みとして注目されています。

各社の役割と今後の展望



EREグループは、発電所開発に加え、蓄電池活用やコーポレートPPAによる売電事業など、再生可能エネルギー分野における幅広い事業展開を行っています。WAKOグループは、中国・四国エリアを中心に、地域に密着した太陽光発電所の開発・運営を積極的に推進しています。AAPは、不動産コンサルティング、ファンド運営、O&Mなどのサービスを提供することで、再生可能エネルギー事業の拡大を支援しています。

両グループはそれぞれの強みを活かし、今後も再生可能エネルギー発電事業を通じて、企業のCO2排出量削減、再生可能エネルギー普及、脱炭素社会の実現に貢献していくことを目指しています。

協業の背景と意義



近年、再生可能エネルギーへの需要が高まっている一方、開発の難易度やコスト面が課題となっています。本協業は、それぞれの専門性を活かし、これらの課題を克服することで、再生可能エネルギーの更なる普及と脱炭素社会の実現に貢献することを目指しています。

ENEOSリニューアブル・エナジー株式会社

2012年設立。「再生可能エネルギーで世界を変える」というミッションのもと、太陽光、風力、バイオマスなど、110箇所の発電所を運営または建設しています。洋上風力発電など、複数の大型案件を計画しており、再生可能エネルギーを通じて環境問題の解決、脱炭素社会の実現を目指しています。

株式会社WAKO

多様な事業展開を行うWAKOグループの中核企業。オフィス・レジデンスなどの不動産、再生可能エネルギー発電所の開発・運営などを行っています。中国・四国エリアを中心に、240箇所の太陽光発電所を運営または建設しており、地域社会に根差した発電所の開発・運営を進め、地球環境の保護と持続可能な社会の実現に貢献しています。

株式会社ALLアセットパートナーズ

2015年設立。法律、不動産再生、金融、再生可能エネルギーなどのプロフェッショナルが集結し、不動産コンサルティング、ファンド運営、O&Mなどのサービスを提供しています。中国エリアで205箇所の太陽光発電所のO&Mサービスを提供し、再生可能エネルギーを通じて地球と社会の未来を考え、持続可能な社会の発展に貢献しています。


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