三浦工業株式会社が愛媛県主催の3R体験ツアーを開催

三浦工業株式会社が愛媛県での3R体験ツアーを実施

2025年7月29日、愛媛県は資源循環型社会の実現に向けた取り組みとして、県内の小学生とその家族を対象にした「3R体験ツアー」を開催しました。このたび参加したのは、三浦工業株式会社（松山本社：愛媛県松山市）で、県内から選ばれた22名の小学生とその家族13名です。

3R体験ツアーの概要

愛媛県が主催するこの「3R体験ツアー」は、リサイクルの重要性やその工程を直接体験することを目的としています。県が認定した「愛媛県資源循環優良モデル（スゴeco）」の企業である三浦工業において、古紙のアップサイクルの見学とオリジナル缶バッジづくり体験が行われました。

実施内容

第1部：古紙のアップサイクル見学

まずは、三浦工業の印刷課にて古紙のアップサイクルについて学ぶプログラムがスタートしました。参加者は、紙のリサイクルの仕組みを解説され、その後、実際に乾式オフィス製紙機「PaperLab」を用いたリサイクル工程を見学。ここでは、古紙を投入して再生された紙に触れたり、印刷の過程を観察したりすることができました。この「PaperLab」はセイコーエプソン株式会社の技術を使ったもので、参加者にとって新しい発見の連続でした。

第2部：オリジナル缶バッジづくり体験

第二部では、参加者が再生紙を台紙にしたオリジナル缶バッジを作る体験が行われました。子供たちは、色とりどりの絵を描いたり、事前に用意された塗り絵を切り取ったりしながら、自らの手で缶バッジを完成させました。制作を通じて、リサイクル素材の魅力を再確認し、創造力を発揮する楽しさを味わうことができました。

環境意識を高める取り組み

三浦工業では、今後も地域社会との共存共栄を図りつつ、資源の有効利用と廃棄物削減に向けての取り組みを続けていく考えです。工場訪問や体験を通じ、環境への意識を高め、持続可能な循環型の社会を実現するために積極的に行動する姿勢を示しています。

参与者たちは、目の前で展開されるリサイクルのプロセスに興味を持ち、多くの質問を投げかけていました。このようなイベントが地域の環境意識を育む一助となることを期待しています。

関連リンクとして、2025年1月22日に愛媛県資源循環優良モデル認定制度において「スゴeco」として認定を受けた内容も紹介しています。興味を持たれた方は、ぜひ公式サイトを訪れてみてください。