難病医療とゲノム医療が交差する新たな接点
医療法人医誠会は、2025年8月29日(金)に「第1回難病医療推進センターセミナー」を開催します。当セミナーのテーマは「難病医療とゲノム医療の接点」で、多くの医療従事者が参加し、最新の知識を共有することを目的としています。
セミナーの背景と目的
日本には指定難病に罹患している患者が100万人以上いるとされ、そのうち多くは発症原因や治療法が明確になっていないのが現状です。確定診断が得られるまでに長い時間がかかるケースも少なくないため、患者支援体制の充実が求められています。
そこで近年注目されているのが、ゲノム解析技術の進化です。網羅的な遺伝子評価が可能となったことで、希少難病の原因遺伝子の同定や病態解明が進み、治療法の確立に向けた新たな道が開かれています。このような背景から、医療従事者は常に新しい知識をアップデートし続ける必要があります。
セミナー詳細情報
- - 開催日時: 2025年8月29日(金)17:10~18:10(受付は16:40から)
- - テーマ: 「難病医療とゲノム医療の接点」
- - 講師: 大阪大学大学院医学系研究科保健学科の成育小児科学准教授、山本賢一先生
- - 座長: 医誠会国際総合病院難病医療推進センターセンター長、大薗惠一先生
- - 対象者: 医師、看護師、薬剤師、メディカルスタッフ
- - 定員: 40名(事前申込制)
- - 参加費: 無料
- - 会場: i-Mall 南棟ヘルシーカフェさくらテラス 2階サロン
大阪市北区南扇町4-14
大阪メトロ堺筋線「扇町」駅から徒歩3分
JR環状線「天満」駅から徒歩7分
JR「大阪」駅から徒歩14分
こちらからお申し込み
医療現場における取り組み
医誠会国際総合病院の難病医療推進センターでは、10診療科の医師14名が連携し、地域医療機関とのネットワーク構築を目指しています。今回のセミナーを通じて、難病医療とゲノム医療の最前線を学び、現場力を高める機会となるでしょう。
今後の展望
山本賢一先生による講演では、難病医療におけるゲノム医療の最新の動向や、今後の患者支援につながる展望が語られます。専門的な知識を持った医療従事者が集まり、知見を共有することで、臨床現場での実践力を高めることが期待されます。
医療法人医誠会は、全国で病院やクリニックなどを運営し、地域医療への貢献を目指しています。また、2024年12月にはJCI認証を取得し、国際医療ツーリズムにも挑戦しています。地域の救急医療にも力を入れ、24時間体制で対応しています。
このセミナーは、難病医療の実践に貢献する貴重な学びの場です。医療従事者の皆様のご参加をお待ちしています。