住友林業が新中期経営計画「Mission TREEING 2030 Phase 2」を発表
住友林業株式会社は、2023年6月30日に「統合報告書2025」を公開し、同時に新中期経営計画「Mission TREEING 2030 Phase 2」を特集しました。これにより、同社の中長期的な責任ある取り組みが明らかになりました。
この統合報告書は、株主や投資家、その他のステークホルダーに向けて、企業の年次業績や価値創造の活動を包括的に伝えることを目的として毎年発行されています。今後の成長戦略やESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みを詳しく知ることができる貴重な情報源となっています。
新中期経営計画の概要
「Mission TREEING 2030 Phase 2」は、住友林業が「飛躍的成長に向けた改革と具現化の3年」をテーマに掲げており、各事業セグメントの具体的な戦略が明示されています。特に、前の中期計画「Mission TREEING 2030 Phase 1」の成果を振り返り、新中計への期待を高めているようです。これに伴い、社外取締役による座談会も実施され、今後のビジョンが何であるかを語っています。
ESG分野での取り組み
住友林業は、「事業とESGのさらなる一体化」を目指しており、新中計の中で生物多様性保全やネイチャーポジティブに関する情報を豊富に提供します。このESGへの本格的な取り組みは、持続可能な発展を追求する中立的な企業としての姿勢を示しています。
住友林業グループの多様な事業
住友林業のバリューチェーンは、森林経営から木材の製造・流通、さらには戸建て住宅や中大規模木造建築の請負、不動産開発に至るまで多岐に渡ります。2030年までの長期ビジョンである「Mission TREEING 2030」は、森林のCO2吸収量を増やし、木造建築の促進を通じて、社会全体の脱炭素を実現しようとしています。このように木を基軸とした事業展開により、持続可能な社会への貢献を果たしていく方針です。
さらなる対話と情報発信の必要性
今後、住友林業は株主や投資家、さらに幅広いステークホルダーとの対話を深めるとともに、透明性のある情報発信に積極的に取り組んでいくことを約束しています。これにより、企業の成長と社会貢献の両立を図ることを目指しています。
統合報告書2025の詳細
- - 対象期間:2024年1月~2024年12月
- - 対象組織:住友林業株式会社とその連結子会社及び一部持分法適用会社
- - 和文公式サイト
- - 英文公式サイト(英語版は8月下旬公開予定)
サステナビリティレポート2025
このレポートでは、ESG投資の専門家を含む多様な読者へ向けて、住友林業のサステナビリティ活動を包括的に報告します。
住友林業の取り組みは、企業の成長と持続可能な社会の実現に向けた重要なステップとして評価されています。