徳島市では、地域の未来を担う人材を育成するため、ソーシャルビジネスチャレンジ(SBC)を実施します。このプログラムでは、受講生に対して、地域の課題を解決するための具体的なプロジェクトを提案し、その実践をバックアップする事業者を募集しています。
昨年度(令和4年度)のSBCでは、約20名の学生が参加し、ワークショップやフィールドワークを通じて、自らのアイデアを形にするための体験を得ました。彼らの中から生まれた任意団体『Hitotsubu』は、現在も地域貢献活動を継続しており、その活動は受講者たちが学んだ理論と実践を融合する素晴らしい一例として、地域内外から注目されています。
このプログラムの参加者は、令和7年度に開催予定の講演会やワークショップに参加し、最終的には自身の提案した事業を年度内に実現することを目指します。このような体験は、受講者たちにとって将来のキャリアに活かすことができる貴重な機会です。
徳島市では、これらの活動を支える事業者を公募型プロポーザル方式にて募集しています。関心のある方は、業務内容に関する要求水準書を確認し、提案を準備してほしいとしています。募集期間は令和7年4月22日から5月13日までで、提案限度額は130万円(税込)となっています。
徳島市では、市民が自発的に地域の未来を作り出せるような側面からも、ソーシャルビジネスやまちづくりの重要性を認識しています。地域住民や学生、そして新たに参加予定の事業者とのコラボレーションを通じて、受講者の成長を促進し、地域社会の発展につなげていくことが期待されています。
詳しい情報は、徳島市の公式ホームページからダウンロードできる実施要領や関連リンクに記載されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。また、質問や不明点がある方は、徳島市市民文化部市民協働課までお気軽にお問い合わせください。電話番号やメールアドレスなどのコンタクト情報も公式サイトに掲載されているので、そちらを利用してもらえればと思います。
若者たちが地域に貢献しながら成長できる場が増えることは、徳島市の未来にとっても非常に大切なことです。この取り組みがどのように発展していくのか、今後も注目していきたいと思います。