ソトノバ・アワード開幕!
日本初となる屋外空間に特化した表彰プロジェクト「ソトノバ・アワード」が、一般社団法人パブリック・プレイス・パートナーズによってスタートします。このアワードの目的は、パブリックスペースを利用した様々な取り組みを広めることです。応募締切は2017年8月10日となっており、公開審査会が10月14日を予定しています。
ソトノバについて
「ソトノバ」は、パブリックスペースに関する情報を提供するウェブマガジンで、2015年11月に始まりました。目的は、都市計画や公共空間における利用状況を改善し、魅力的に育てることです。これまでに300本以上の記事を配信し、国内外の成功事例を掲載してきました。これにより、屋外空間の利用に関する情報不足という課題を解消することを目指してきました。
この取り組みの一環として、パブリックスペースの活用がますます広がる中で、実績のあるプロジェクトや新しいアイデアを表彰し、それを広めるためのアワードを開催する運びとなりました。
アワード詳細
「ソトノバ・アワード」では、屋外空間やその運営方法を多角的に評価します。審査対象は公私を問わず、誰もが利用できる自由な空間であり、活動の実績があるものと考えられています。約5つの部門があり、応募者はそれぞれの部門に自薦または他薦で応募可能です。041部門は次の通りです:
1.
アクション - 社会実験・利用実績に基づくもの。
2.
リサーチ - 学術活動や調査を対象。
3.
デザイン&ツール - 空間やプロダクトの設計。
4.
プロジェクトデザイン - プロセスや仕組みのデザイン。
5.
メディア - 情報普及や啓発活動。
6.
わたしのソトノバ: 自らの体験中心の個人活動。
審査方法と日程
審査は、17名の専門家およびゲスト審査員によって行われます。審査員長はソトノバの編集長である泉山塁威氏が務め、他にも大学教授やデザイン専門家など多岐にわたる分野の専門家が参加します。スケジュールは以下の通りです。
- - 7月中旬: 公募・質問受付開始
- - 8月10日: 一次審査書類の締切
- - 9月9日: 一次審査
- - 10月14日: 公開二次審査会
さらに、11月11日には受賞作品の発表及びソトノバの2周年記念パーティーも予定されており、アワードに参加するチャンスはここに集約されています。
参加方法と締切
応募者の資格は、利用者や関係者(所有者、運営者、設計者等)で、自薦・他薦ともに受け付けています。応募条件は、居住空間としての利用実績がある屋外空間が対象です。また、過去2年間の利用実績があれば利活用実験も応募できます。
参加を希望する方は、公式サイト経由で詳細の確認や応募が可能です。彼らの活動は、パブリックスペースの可能性を広げ、都市環境を一層魅力的にするための一歩となるでしょう。今後の展開をぜひお見逃しなく!
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